Wake Me Up : Avicii feat. Aloe Blacc

2017年02月15日




Feeling my way through the darkness
明かりのない道を進むようだ
Guided by a beating heart
導かれるのは心臓の鼓動
I can't tell where the journey will end
旅が終わる場所は言えないが
But I know where to start
始まりの場所は分かってる

They tell me I'm too young to understand
若すぎて分かっちゃいないと言われる
They say I'm caught up in a dream
俺は夢に捕らわれてるんだそうだ
Well life will pass me by if I don't open up my eyes *1
目を開けなければ人生は俺を素通りするだろう
Well that's fine by me *2
それで結構じゃないか

So wake me up when it's all over
だから、すべてが終わったら俺を目覚めさせてくれ
When I'm wiser and I'm older
俺がもっと賢く、もっと老成した頃に
All this time I was finding myself *3
これまでずっと俺は自分自身を見つけようとしてきた
And I didn't know I was lost
そして自分が道を見失っていることに気づかなかった

I tried carrying the weight of the world *4
世界の重さを支えようとしたが
But I only have two hands
この両手しかない
Hope I get the chance to travel the world
世界を旅する機会が欲しいが
But I don't have any plans
何の計画もない

Wish that I could stay forever this young
この若さを永遠に保てたらいいのに
Not afraid to close my eyes
目を閉じることは怖くない
Life's a game made for everyone
人生は万人のために作られたゲームだ
And love is the prize
その勝者には愛が与えられる

So wake me up when it's all over
だから、すべてが終わったら俺を目覚めさせてくれ
When I'm wiser and I'm older
俺がもっと賢く、もっと老成した頃に
All this time I was finding myself
これまでずっと俺は自分自身を見つけようとしてきた
And I didn't know I was lost
そして自分が道を見失っていることに気づかなかった

I didn't know I was lost
自分が迷ってしまっていることを分かってなかった
I didn't know
分かってなかった


備考
  1. pass … by : 機会を逃す、見逃す、見落とす、無視する、見て見ぬ振りをする
  2. fine by me : fine with me(私はいいですよ。結構です)の口語表現。肯定、否定の両義に使われる。
  3. all this time : 今まで、この(ある一定)期間中ずっと
  4. carry : 運ぶ、保持する、支える


 2013年のアルバム True より。アヴィーチーは1989年、スウェーデン生まれのDJ、音楽プロデューサー、アロー・ブラックは1979年、米カリフォルニア生まれのソウル歌手です。Wikipedia によると、曲、歌詞ともに複数の人物の共作と言えるようですが、最終的な歌詞を完成させたのはアロー・ブラックのようです。
 歌詞の内容は、英語の読解力不足のせいか私には理解が難しいです。実社会から乖離した夢見がちな思いを肯定する自分と否定する自分が共存しているといったところでしょうか。動画の田舎は実社会を都市は夢の世界を示し、姉妹はまわりの実社会から疎外あるいは差別される異邦人や少数派を象徴しているように見えます。確かに田舎は異質な者を疎外し、都市はそれを飲み込みます。最後に二人は夢の世界から戻らず、姉妹を見つめるおさげ髪の少女は彼らに憧れつつも実社会から逃避することができません。いろいろと考えさせられる動画です。

※これは、2013年10月28日に掲載した記事の再掲です。

Waiting For Love

2016年09月18日

Waiting For Love : Avicii (feat. Simon Aldred)




Where there's a will, there's a way, kind of beautiful
「意志ある所に道は拓ける」。まあ、ある意味美しい言葉です
And every night has its day, so magical *1
「どんな夜にだって必ず朝が来る」。手品みたいな魔法の言葉です
And if there's love in this life, there's no obstacle *2
そして、「この人生に愛があれば前をふさぐものなど一つもない」
That can't be defeated *3
これこそ、決して打ち負かされることのない言葉です

For every tyrant, a tear for the vulnerable *4
すべての暴君へ、弱者のための一粒の涙を(お与え下さい)
In every lost soul, the bones of a miracle *5
すべての迷える魂には、奇跡の肉体を(お与え下さい)
For every dreamer, a dream
すべての夢見る者へ、ただ一つの夢を(お与え下さい)
We're unstoppable with something to believe in
信じるものを持つ僕たちを、誰も止めることはできません

Monday left me broken *6
月曜日。心が折れました
Tuesday I was through with hoping *7
火曜日。希望を持つのももううんざりです
Wednesday my empty arms were open
水曜日。両腕を広げても、この腕の中には誰もいません
Thursday waiting for love, waiting for love
木曜日。ずっと "愛" を待っています
Thank the stars it's Friday *8
天の星たちよ、ありがとう。やっと金曜日です
I'm burning like a fire gone wild on Saturday
火のように熱く燃え上がり、熱狂する、土曜日
Guess I won't be coming to church on Sunday *9
神様、教会には行かないと思います。日曜日だけど
I'll be waiting for love, waiting for love to come around *10
これからもずっと待っています。"愛" が巡って来るのを

We are one of a kind, irreplaceable *11
僕たちは皆、他には無いたった一つのもの、かけがえのない存在
How did I get so blind and so cynical
どうしてこれまでの僕は、道理も見えず、世の中を冷めた目で嘲笑ってきたのでしょう
If there's love in this life we're unstoppable
この人生に "愛" さえあれば、誰も僕たちを止めることはできません
No, we can't be defeated
僕たちは決して打ち負かされる事なんかありません

Monday left me broken
月曜日。心が折れました
Tuesday I was through with hoping
火曜日。希望を持つのももううんざりです
Wednesday my empty arms were open
水曜日。両腕を広げても、この腕の中には誰もいません
Thursday waiting for love, waiting for love
木曜日。ずっと "愛" を待っています
Thank the stars it's Friday
天の星たちよ、ありがとう。やっと金曜日です
I'm burning like a fire gone wild on Saturday
火のように熱く燃え上がり、熱狂する、土曜日
Guess I won't be coming to church on Sunday
神様、教会には行かないと思います。日曜日だけど
I'll be waiting for love, waiting for love to come around
これからもずっと待っています。"愛" が巡って来るのを


備考
  1. every dog has its day : 惨めな犬にだって最高の日はあるものだ、どんな人も一生の内には成功や幸福の時が必ずある、誰にでも成功や幸福の機会は必ず訪れる、誰にでも生涯に一度はいい時代があるものだ
    ※上の諺で "dog" を "night" に変えた言い方は一般には存在しないようなので、ここは一種の言葉遊びなのだろう。
  2. obstacle : 邪魔(物)、障害(物)、妨げ
  3. ※この行は "that" を関係代名詞として前行とつながり "there's no obstacle that can't be defeated = 打ち破れない障害などない" なのかとも思ったが、"obstacle = 物" と "defeat = 負かす" の相性が悪いように感じたので、区別して訳した。ただ、そうすると "That" が何を指しているのかが不明になる。文脈からすると "love" が自然なような気もするが、ここでは前行の「この人生に愛があれば~」という言葉全体を指すものと考えた。その理由は、冒頭の「意志ある所~」と「どんな夜に~」の二つの言葉を歌い手はあまり高く評価しておらず、三つ目の言葉こそが最も強力だと言おうとしているのだと判断したからだが、「愛は決して打ち負かされることなどないのです」と訳しても、掲載した訳文と趣旨はあまり変わらない。
  4. vulnerable : 傷つきやすい、攻撃を受けやすい、さらされている、弱みがある
  5. lost soul : 直訳すると「迷える魂、落ちた魂、失われた魂」等。ただ、その意味内容は、生きる目的を見失っている、社会から孤立している、人の道からはずれている、神に見放されている、地獄に落ちている等と幅広く、その時の使用者の思いにより多様なニュアンスを持ち得るらしい。
  6. leave A B : AをBの状態にしておく、AをBの状態にする
  7. be through with : ~を終えて。(人と)絶交する、関係を絶つ。~にはうんざりだ
  8. TGIF = Thank God, it's Friday : 花金。1960年代後半からアメリカで使われ始めた言い回しで、あまり宗教性はない。
  9. guess : 十分な根拠なしに推測・憶測する、言い当てる・解き当てる、思う・考える
    ※ "come" は普通「来る」と訳せるが、話者が話し相手に近づく、向かって行く場合(日本語では「そちらに行く」)にも "I come" と使う。この歌詞の場合、話す相手は特定されていないが、"come" を使っていることからこの言葉は "教会にいる者" に向けられているのだろうと思う。
  10. come around : やって来る、ぐるっと回ってやって来る、ふらりと訪れる、巡回して来る
    ※ここでは *1 の「どんな犬にも良い日がある」と同じように、"愛" はいろいろな所を巡っているもので、どんな人間にもいつか必ず訪れるものだという意味合いを込めた "around" なのではないだろうか。
  11. one of a kind : 独特なもの、ユニークなもの、比類のないもの、
    irreplaceable : 置き換えられない、取り換えられない、かけがえのない、代わりがきかない


 2015年のアルバム "Stories" に収録。
 「愛さえあれば人生何とかなるんだ。そして、その愛は誰にも必ず巡って来るんだ」と言っているのだろうと思いますが、その「愛」がどのような種類の愛なのかはまだよく分かりません。
 歌いかける相手を "神" だと規定して訳文全体を軽い敬体で通してあります。 "神" に歌いかけているという解釈の根拠は三つです。一つは *9 の "come" という言葉で、この一行だけが教会にいる者(=聖職者、信者、神等)に向け、他は違うととらえるのが不自然だと思えたからです。二つ目は、第二連の "For every tyrant …" 以下4行を「与えて下さい、もたらして下さい」という意味だと解釈したためです。ただ、この四行は文章として成立していないため、この解釈は感覚的なものに過ぎません。そして、最後の一つは、二つ目と矛盾しているようですが、作詞者は神をあまり信用していないように見えることです。その理由は、*8 で慣用句の "God" を "the stars" に変えていることと *9 で「日曜に教会に行かない」と言っていることです。歌い手は "愛" を待っていますが、それはいくら待っても訪れない "神の愛" ではない他の "愛" なのではないでしょうか。
 この解釈はかなり恣意的なものなので、もしかしたら全体の雰囲気が大きく違っているかもしれません。そして、英米人はおそらくこの訳文のような丁寧な文体としては感覚的に受け取らないだろうと思います。何度も聞く内に神への言葉だと解釈した人はこの訳文に近い感覚で聞こえるようになる人もいるかもしれませんが…。いろいろと、自信の持てない翻訳なので、訳文はあまり信用しないで下さい。

Dear Boy

2013年12月23日

Dear Boy : Avicii feat. Mø




So bold and fine *1
大胆にして繊細
I've known you for some time *2
あなたを知ったのはだいぶ以前のこと
Whole life changed while bones like yours and mine *3
人生はすっかり変わった。あなたの身体も私の身体も
Go dance in the woods and down we go, down, down
踊りに行きましょう、森へ。そして沈みましょう、下へ
Oh boy, you're mine, do you remember old times?
ああ、あなた。あなたは私のもの。昔を覚えていますか

Oh, dear boy, I wanna follow you
親愛なる人よ。あなたについて行きたい
You're a wild boy, I am a wild girl, too
あなたは飼い馴らせない野生児。そして、私も同じ
Oh dear boy, it's so hollow without you *4
親愛なる人よ。あなたなしでは虚ろ過ぎる
In a world with everything but it won't do *5
この世のすべてのものとだって代えることはできない

Oh, dear boy, I wanna follow you
親愛なる人よ。あなたについて行きたい
You're a wild boy, I am a wild girl, too
あなたは手に負えない自由奔放な人。そして、私も同じ
Oh, dear boy, it's so shallow without you *6
親愛なる人よ。あなたなしでは薄っぺら過ぎる
It's a time for everything and I call you *7
今こそすべての時よ。だから、私はあなたを呼ぶ

Sweet love of mine, destruction ain't a crime *8
わが最愛の人よ。破壊は悪いことではないのよ
For those who find love as a game like you and I
愛が遊戯であると知った者たちにとっては。あなたと私のように
Go dance in the waters of all the tears we have cried
踊りに行きましょう、水の中へ。私たちが流した涙の中へ
Oh boy, we're fine, do you remember our time?
ああ、私たちは完璧に繊細。良かった頃を覚えてる?

Oh, dear boy, I wanna follow you
親愛なる人よ。あなたについて行きたい
You're a wild boy, I am a wild girl, too
あなたは飼い馴らせない野生児。そして、私も同じ
Oh dear boy, it's so hollow without you
親愛なる人よ。あなたなしでは虚ろ過ぎる
In a world with everything but it won't do
この世のすべてのものとだって代えることはできない

Oh, dear boy, I wanna follow you
親愛なる人よ。あなたについて行きたい
You're a wild boy, I am a wild girl, too
あなたは手に負えない自由奔放な人。そして、私も同じ
Oh, dear boy, it's so shallow without you
親愛なる人よ。あなたなしでは薄っぺら過ぎる
It's a time for everything and I call you
今こそすべての時よ。だから、私はあなたを呼ぶ


備考
  1. bold : 勇気ある、度胸のある、大胆な、厚かましい、無作法な、輪郭のはっきりした、肉太文字の
    fine : 品質の優れた、上質の、上等の、純度の高い、高潔な、上品な、洗練された、ほっそりした、細かい、鋭利な、細字の
  2. for some time : しばらくの間、暫時、先般来、かねてから、以前から、さっきから
    ※ some がどの程度の時間的な幅を持つのかが感覚的に分からないので、ここの訳は間違っているかもしれない。
  3. bone : 骨、骨格、身体、死骸、遺骨
    ※構文(とくに while の品詞)が分からないので、想像で意訳したため間違っているかもしれない。
  4. hollow : 中空の、うつろな、中身が詰まっていない、価値・内容のない、無意味な
  5. everything but ~ : ~以外のすべてのもの
    ※ただし、ここでは文脈から In a world with everything, but it won't do. と前半後半に分かれているのではないかと思いこのように訳したが、間違っているかもしれない。
    That won't do. : それじゃ駄目だ、よくない
  6. shallow : 浅い、深みのない、浅薄な
  7. ※旧約聖書の『伝道の書』は、この世のすべては不変の運命としてあらかじめ定められており人間の自由な意思は空しいという思想で書かれている。神の名が出ることもなく、一般的なユダヤ・キリスト教の思想とは違和感のあるものとなっている。この3章の冒頭に A Time for Everything と称される次のような一連の言葉がある。
     すべての物事には(最適な)時があり、天の下のあらゆる行いにはそれにふさわしい時節がある
     生まれる時と死ぬ時
     植える時と抜く時
     殺す時と癒す時
     取り壊す時と建てる時
     泣く時と笑う時
     死を悼む時と踊り浮かれる時
     石を撒き散らす時と石を集める時
     抱く時と抱くのを慎む時
     探す時と諦める時
     保有する時と投げ捨てる時
     引き裂く時と繕う時
     黙している時と話す時
     愛する時と憎む時
     戦争の時と平和の時 
  8. destruction : 破壊、撲滅、破棄、破滅、滅亡
    crime : 法律上の罪、犯罪。悪事、罪悪
    a crime : 愚かな行為、残念なこと
    ※宗教上の罪は sin


 2013年のアヴィーチーのアルバム True より。ボーカルの Mø(Karen Marie Ørsted)は1988年デンマーク生まれのシンガー・ソングライターだそうです。




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