Home : Frida Sundemo

2015年02月11日




All is still, it's oh so still, the moon is watching every move of mine *1
しんとしている。すべてが静かで穏やかだ。私の動きを月がじっと見つめている
Dawn is black as ravens, wind has fallen *2
暁は大烏のように暗い。風は止んでいる
Over worn and dusty meadows, by and by the air is getting thin *3
使い古されて埃っぽくなった牧草地。時が過ぎるとともに空気が薄くなっていく
I'm alive
私は生きている

※ It is getting cold. I heard it on the radio
寒くなるとラジオが言っていた
The sun is fading out and leaves are turning apricot *4
太陽が弱まり、木の葉が杏色に変わっていく
Take my hand. United we're invincible *5
この手をとって。一つになれば、私たちは無敵だ
I am wide awake when dreams are everything we've got *6
夢が私の持てる最も大切なものとなる時、私は完全に目覚める

Home. Where all the broken flowers grow *7
故郷。散った花が再び生える場所
Home. Where being scared is being bold *8
故郷。怯えることが勇敢である場所
Home. Soil under our naked feet *9
故郷。私たちの裸足の足を支える土
Home. Where all the broken flowers grow
故郷。散った花が再び生える場所
That is home ※
それが故郷

I am tossing all the wisdom, all that I've been told forever since
私は誰かに投げかけている。すべての知恵を。遥かな昔から私が教わったすべてを
Words with jaded colors, jagged edges *10
色褪せて、先の尖った耳障りな言葉たちだ
Now I'm building me, and I will never let me fall apart *11
今私は自分を作ろうとしている。もう二度と自分を粉々に砕けさせたりしない
I stand firm
私はしっかりと立っている

※~※


備考
  1. still : 静止した、動かない、じっとしている、音のない、しんとした、静まり返った、穏やかな、平穏な、平静な、風のない、波立たない
  2. dawn : その日空に初めて太陽の光が指す時間、またはその光、空。物事の始まり
    fall : 風・嵐などが静まる
  3. wear-wore-worn : 着用してすり切らす、履きつぶす、使い潰す、すり減らす、使い古しにする、侵食する、摩滅する
    by and by : やがて、間もなく、しばらくして
  4. apricot : 杏、杏の実、杏の実の色(赤みがかった淡黄褐色)
  5. unite : 一つ(一体)にする、結びつける、合併(合体)させる、くっつける、親密にする
    invincible : 征服できない、無敵の、克服できない、至難の、信念・態度が非常に堅固な・揺るぎない
  6. everything : 非常に重要なこと、最も肝心なもの
  7. ※ broken が具体的にどういう状態を指しているのか分からなかったので、ここは想像で訳している。掲載した訳以外では「折られた、切られた、ばらばらになった」などがあり得るだろうと思う。
  8. ※ここも意図がよく分からないが、一応直訳にしてある。
  9. soil : 土壌、土(植物の成長に関係する地表上層)、地味。国、地域。大地、地面。悪事の温床・生育地
  10. jaded : 疲れきった、食欲などが減退した・うんざりした・飽き飽きした
    jagged : ぎざぎざの、鋸の歯状の、耳障りな、荒削りの
  11. fall apart : 物が粉々に(ばらばらに)なる、組織・体制・関係がくずれる、人が取り乱す


 2013年のアルバム "FOR YOU, LOVE" に収録。歌詞の意味はよく分かりませんが、とにかく美しい声に心引かれます。

Indigo

2014年01月13日

Indigo : Frida Sundemo




Impossible to rise
起き上がることができない
With shoulder blades of velveteen your eyelids closed *1
ビロードの肩甲骨も瞼も閉じている
Misdiagnosed *2
誤診されている

They tried to tear it down *3
彼らは壊そうとした
The stairs you built to find your way to reach a light *4
苦労して作ったあなたの階段を。光に手を伸ばすための階段を
See through the lies *5
嘘を見透すための階段を

Don't let it go to waste
無駄にしないで
Don't you go waste it all
すべてを無駄にしないで
(You) don't have to be forever star-crossed *6
永遠に星回りが悪いなんてあり得ない
Oh, please don't let it go
だから、あきらめないで
Oh, don't you let it go to waste
あなたがやってきたことを無駄にしないで

Whatever they said, whatever they misread
何を言われようと、どんなに誤解されようと
I'm illuminated, you're an indigo *7
私にははっきりと見える。あなたは、インディゴ
What they cut, you're able to build up
切り倒されたって、また作ればいい
There's no doubt in my mind, you're an indigo
間違いないと思う。あなたはインディゴ

Oh, don't hold it in any longer *8
もう何も我慢しないで
Day by day stronger and stronger
日ごとに強く、強くなるの

A shady skyline *9
薄暗い地平線
Them rays of light died out *10
光の帯が消えようとしている
Unfolded paper planes can't fly away
紙飛行機は開かれてしまえばもう飛べない
Don't let it go to waste
だから、無駄にしないで
Don't you go waste it all
すべてを無駄にしないで
(You) don't have to be forever star-crossed
永遠に星回りが悪いなんてあり得ない
Oh, please don't let it go
だから、あきらめないで
Oh, don't you let it go to waste
あなたがやってきたことを無駄にしないで

Whatever they said, whatever they misread
何を言われようと、どんなに誤解されようと
I'm illuminated, you're an indigo
私にははっきりと見える。あなたは、インディゴ
What they cut, you're able to build up
切り倒されたって、また作ればいい
There's no doubt in my mind, you're an indigo
間違いないと思う。あなたはインディゴ

Oh, don't hold it in any longer
もう何も我慢しないで
Day by day stronger and stronger
日ごとに強く、強くなるの



備考
  1. blade : 刃、刀身、刀、剣、ナイフ、道具の薄く平たい部分(オールの先、プロペラの羽根)、肩甲骨、舌端
    velveteen : 毛足の短いビロード。別珍
    velvet : ビロード。→なめらか、柔らかいというイメージ
  2. diagnose : 病気を診断する
  3. tear down : もぎ取る、ひきちぎる、むしり取る、引き剥がす、取り壊す、分解する、けなす、そしる
  4. find one's way : 骨折って進む、やっとたどり着く
  5. see through : ~を通して見る、本質を見抜く・理解する・見破る
  6. star-crossed : 星回りの悪い、薄幸な
  7. indigo : インディゴブルー、洋藍、青藍(せいらん)。アメリカではジーンズの染料によく使われる。…語源はギリシャ語「インドの」
  8. hold in : 暴れ馬を抑える・御する、感情を抑える、我慢する・自制する、腹を引く・へこませる
  9. shady : 影の多い、陰になった、薄暗い、おぼろげな
  10. die out : 光・火が消える・かすかになる、次第に薄らぐ、死に絶える、絶滅する


 Frida Anna Carina Sundemo は1986年、スウェーデン王国生まれ、だそうです。英語の情報もあまり出回っていないので詳細は分かりません。私は昨年末にラジオで初めて聞きました。
 Wikipedia によると、1970年代にアメリカの Nancy Ann Tappe という人が Indigo children という概念を提唱し始め、占いやオカルティックな心理学、似非科学的な精神医学にはまる人々の間で流行り続けているそうです。とある日本語のサイトによると、1975年以降に藍色(インディゴブルー)のオーラを持つ子供が多く生まれるようになり、Nancy Ann Tappe は彼らが古い世界のシステムを変革する使命を帯びた「戦士」として生まれてきたとし、インディゴ・チルドレンと名づけたそうです。インディゴ・チルドレンの特質として、強い意志と自尊心・権威に対する抵抗心を持つ、他人の言うことを簡単には聞かず反抗的である、傷つきやすく感傷的であると同時に他人の感情を繊細に理解する感受性や深い同情心を持つ、人間の外観に潜む真実を見抜くことができる、家庭・職場・学校などの機能不全に陥っている現行組織に適合しにくい、ADHDなどのレッテルを貼られることが多い、等々が挙げられるそうです。
 ネットで得た限りの情報で判断するに、世間一般の評価と同様、私もインディゴ・チルドレンは何の根拠もないいかがわしい概念であり、これに傾倒する人々、とくにこれを商売の道具とする人々には近づかないのが無難だと思います。しかし、ADHDなど、平均的な基準からは劣っていると「誤診」されている人々の特質をプラス面で評価するという態度には学ぶべき点もあると思います。そして、この歌が Indigo children を歌っているものかどうかは分かりませんが、この作詞者のものの考え方と感じ方には自分と共通するものを感じます。
 「藍」という言葉で次の歌を思い出したのですが、自分の思い違いで「愛より青い海」という曲名でした。

  



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