Falling Down

2009年06月04日

Falling Down : Oasis




The summer sun
夏の太陽は
It blows my mind *1
俺の心を狂わせ
It's falling down on all that I've ever known *2
俺の知るすべてのものに降り注ぐ
Time will kiss the world goodbye *3
時はいずれ世界に別れを告げるだろう
Falling down on all that I've ever known
俺の知るすべてのものに降り注ぎながら
Is all that I've ever known
俺の知るすべてのものに

A dying scream *4
瀕死の悲鳴は
makes no sound
音をたてない
Calling out to all that I've ever known *5
俺の知るすべてのものに呼びかけている
Here am I, lost and found *6
俺はここにいる。見失われ、見つけられる
Calling out to all...
すべてのものに呼びかけている

We live a dying dream
俺たちは瀕死の夢を生きている
If you know what I mean
俺の言うことがわかるかい
All that I've ever known
俺の知るすべてのものが
It's all that I've ever known
そう、俺の知るすべてのものが

Catch the wheel that breaks the butterfly *7
蝶をつぶす車輪を止めろ
I cried the rain that fills the ocean wide *8
俺の涙は大海を満たした
I tried to talk with God to no avail *9
神と話し合おうとしたが無駄だった
Calling up him in and out of nowhere *10
いくら呼びかけても彼はどこにもいない
I said "If you won't save me, please don't waste my time"
俺は言った「もし俺を救う気がないのなら俺の時間を奪わないでくれ」

(Is all that I've ever known...)
 俺の知るすべての存在

The summer sun
夏の太陽は
It blows my mind
俺をしびれさせ
It's falling down on all that I've ever known
俺の知るすべてのものに降り注ぐ
Time will kiss the world goodbye
時はいずれ世界に別れを告げる
Falling down on all that I've ever known
俺の知るすべてのものに降り注ぎながら
Is all that I've ever known
俺の知るすべてのものに


備考
  1. blow one's mind : ひどく興奮させる、我を忘れさせる、麻薬・音楽等で恍惚とさせる、陶酔させる、しびれさせる
  2. fall down : 倒れる、くずれる、失敗する
    fall down on : 仕事に失敗する、スケジュールを守りきれなくなる、ある事をうまくやれない
  3. kiss goodbye : 別れのキスをする、捨てる、ないもの(見込みのない、返らない)とあきらめる
  4. dying : 死にかかっている、瀕死の、臨終の、末期の、絶え入りそうな、死ぬべき、滅ぶべき
    scream : 恐怖・苦痛の絶叫、悲鳴、金切り声、鋭い音
  5. call out to : ~に叫び求める
  6. lose : なくす、失う
    find : 捜して発見する、なくしたものを見つけ出す
  7. break a butterfly on a wheel : 何でもないことに大骨を折る、鶏を裂くに牛刀をもってする
  8. cry bitter tears : 悲痛の涙を流す
  9. avail : ~の役に立つ
    to no avail = without avail : 無益に、そのかいもなく
  10. in and out : 見えたり隠れたり、出たり入ったり、すっかり、隅から隅まで


 オアシスは1994年にアルバムデビューしたイギリスのバンドです。この曲は2008年のアルバム Dig Out Your Soul に収録されています。
 何度も繰り返される all that I've ever known の意味がよく分かりませんでした。誤訳もありそうです。分かる方がいましたら、教えてください。
 「夏の太陽」と「瀕死の悲鳴」、「降り注ぐ=落ちかかる」と「呼びかける」は、それぞれ対句になっています。イメージとしては、自然や地球の人間に対する警告、悲観的な地球の未来像という感じがします。
 また「蝶」は自然的なものあるいは小さな存在を、「車輪」は人工的なものあるいは強大な力を暗喩しているのではないでしょうか? そうすると人間社会内での権力対個人という構図も見えるように思えます。そして、自然対人間、人間対人間いずれの場面でももはや神は力を持たないという悲観的な内容です。
 暗い内容の歌詞ですが、旋律と演奏は美しく幻想的です。



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