Stand by Me

2009年12月08日

Stand by Me : Ben E. King




When the night has come
夜が来て
And the land is dark *1
あたりが暗くなり
And the moon is the only light we'll see
見えるのが月明かりだけでも
No I won't be afraid, oh I won't be afraid
僕は怖くないよ、怖くなんかない
Just as long as you stand, stand by me
ただ、君が僕のそばにいてくれさえすれば

So darlin', darlin', stand by me, oh stand by me
だから、愛する人よ。僕のそばにいて
Oh stand, stand by me, stand by me
僕のそばにいてくれ

If the sky that we look upon should tumble and fall *2
もし、見上げる空が天から落ちたとしても
Or the mountains should crumble to the sea *3
そして、山々が海へと崩れ落ちたとしても
I won't cry, I won't cry, no I won't shed a tear *4
僕は泣かない、涙なんかこぼさないよ
Just as long as you stand, stand by me
君がそばにいさえすれば

And darlin', darlin', stand by me, oh stand by me
大切な人よ。僕のそばにいて
Oh stand now, stand by me, stand by me
僕のそばにいてくれ

Whenever you're in trouble *5
君が困った時こそ必ず
Won't you stand by me *6
僕のそばにいてくれないか
Oh stand by me, stand by me, stand by me
僕のそばにいてくれ


備考
  1. land : 陸地、土地、地面
    the land : 都会に対する地方、田舎、田園生活
  2. tumble : 倒れる、ころぶ、転げ落ちる、崩れ落ちる、転落・崩壊する
  3. 旧約聖書『詩篇』第46篇。「たとい地は変わり、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない」。
  4. shed : こぼす、流す、落とす
  5. whenever : いかなる時でも、いつも、~する時は必ず、~する度に
  6. won't : will not
    Won't you ... ? : 勧誘・依頼等を表わす。「~しないか」「~してくれないか」


 Ben E. King (本名 Benjamin Earl Nelson, 1938年米ニューヨーク・ハーレム生まれ、71歳)の1961年のヒット曲です。
 「僕のためにそばにいて欲しい」という歌詞が、曲の最後では「君を守るために、僕のそばにいて欲しい」という意味になっています。
 同じような方も多いかと思いますが、この歌のイメージは私の中ではロブ・ライナー監督の1986年の映画『スタンド・バイ・ミー』です。12歳の少年4人の死体探しの冒険を描いた映画です。成績は良いけれども内気で体の弱いゴーディー、正義感が強く賢いクリス、父親に対するコンプレックスを持つテディ、太っていて臆病なバーン。異なる個性を持つこの4人はなぜか気が合い、いつも一緒に遊んでいます。
 映画は、小説家となり結婚して子どもも持ったゴーディーが、弁護士になっていたクリスが喧嘩の仲裁に入って刺殺されるという新聞記事を見つけるところから始まります。そして、ゴーディーが数十年前のあの夏の記憶をたどることにより映画のストーリーが進みます。小学校を卒業してまったく会うことのなかった4人なのですが、大人になったゴーディーはおそらく12歳の時に仲間と分かち合った時間が今の自分を支えてくれると感じているのではないでしょうか。一頃スティーブン・キングの小説が好きで映画も結構見ていたのですが、彼の小説を映画化したもので原作に負けていないのは、この作品と『キャリー』(ブライアン・デ・パルマ監督、1976年)くらいだと思います。
 「君がいるから僕は強くいられる」という感情は、国や時代、文化、言語を超えて普遍的なものだと思います。この歌を聴き、この映画を見て心を動かさない人は少ないと思うのですが、それなのに世の中からいじめや差別がなくならないのは悲しいことです。

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