A Woman Called Moses

2015年12月21日

A Woman Called Moses : Tommie Young




She built a Railroad to Freedom, she led the way *1
彼女は自由へと続く鉄道を作った。彼女は先に立って歩いた
For so many frightened and bondage souls *2
脅されて奴隷を強いられた多くの魂たちのために
Tired and threatened with danger, she'd stop to pray *3
疲れ果て危難に脅かされて、彼女はただ祈るだけの生き方をやめた
And her courage, helped them to reach their goals *4
彼女の勇気が奴隷たちを助け、彼らは目的地に辿り着くことができた

They called her Moses, Moses
彼らは彼女を呼んだ。モーセ、モーセと
Moses was her name
モーセが彼女の名となった
Moses, Moses,
モーセ、モーセ
Moses was her name
モーセが彼女の名であった

She was the Pride of her people, Leader and Friend
彼女は人々の誇りだった。指導者であり友人であった
Mighty Soldier, fighting for Human Rights
力強い兵士であり、人間の権利のために戦った
She made her foes all respect her, and in the end *5
彼女はその敵からも尊敬を受けた。そして、最後には
Led her people, from darkness to the light
人々を暗闇から光の当たる所へと導くことができた

They called her Moses, Moses
彼らは彼女を呼んだ。モーセ、モーセと
Moses was her name
モーセが彼女の名となった
Moses, Moses,
モーセ、モーセ
Moses was her name
モーセが彼女の名であった


備考
  1. lead the way : 先に立って行く、案内する、率先する
  2. frighten : ぞっとさせる、おびえさせる。おどして追い払う、おどして~させる、おどしてやめさせる
    bondage : 緊縛・拘束責め・ボンデージ。奴隷の境遇、苦役、強制労役。束縛、屈従、囚われの身
  3. tire : 疲れさせる、飽きさせる
    threaten : 脅す、脅迫する。脅して~させる。脅かす、~に差し迫っている
    danger : 危険、危難。危険の原因、脅威、航海上の危険物(暗礁)
  4. courage : 勇気、度胸、勇敢、雄雄しさ
    goal : 目的、目標、目的地、行き先。競技の決勝点、得点場所、ゴール。
  5. foe : 敵、敵兵、敵軍。反対者、敵対者


 1978年に米NBCテレビで放映された同名のドラマの主題歌です。このドラマは実在の人物ハリエット・タブマン(Harriet Tubman, 1820 or 21 -1913)の人生を基に作られたものです。彼女は奴隷の両親から生まれ前半生を奴隷として過ごしますが、20代後半に主の家から逃亡し、「地下鉄道」という逃亡奴隷の援助のための地下組織のメンバーだったクウェーカー教徒に助けられます。逃亡の旅の途上から少しずつ彼女は「地下鉄道」の仕事を始め、精力的なその援助活動から後に「女モーセ」「黒人のモーセ」と呼ばれるほど尊敬を受けるようになりました。



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I Must Go

2010年08月04日

I Must Go : Tommie Young




I must go where he leads me
行かなければ。神が導くところへ
I must follow till we are all of free
ついて行かなければ。私たちすべてが自由になる日まで

Voices, visions made my decision *1
あなたの声と姿が私を決心させた
For I hear my father calling me
聞こえる。神が私を呼んでいる
Chains can't bind me and fear is behind me
鎖も私をしばることはできない。私の前に恐れはない
For I hear my father, he is calling me
なぜなら、私には神の声が聞こえるから。神が私を呼んでいるのだから

I must go where he leads me
行かなければ。神が導くところへ
I must follow till we are all free
ついて行かなければ。私たちすべてが自由になる日まで

Life he gave me
生命は神が与えてくれたもの
Men can't stain me *2
支配者も私を傷つけることはできない
Oh I am a child of destiny, oh destiny *3
私は、運命の子なのだから。

I must go where he leads me
行かなければ。神が導くところへ
I must follow till we are all of free, all of free
ついて行かなければ。私たちすべてが自由になれるまで。皆が自由に

Life he gave me
生命は神が与えてくれた
Men can't enslave me *4
誰も私を奴隷にはできない
For I am a child of destiny, oh destiny, destiny, destiny
私は神意を授かった子どもなのだから


備考
  1. vision : 視覚、見ること、幻視、幻影、見えるもの、光景
  2. man : 黒人から見た権力者、白人(社会)、体制
    stain : 汚す、傷つける
  3. destiny : 運命、宿命、必然(性)、天命、神意
  4. enslave : 奴隷にする、とりこにする


 一昨年まで箱根駅伝中継番組のエンディングテーマ曲として使われていたため知っている人も多いと思います。
 この歌は1978年にアメリカで制作されたテレビドラマ A Woman Called Moses の中で使われたそうです。当時アナログ盤のサントラも発売されていたそうですが、残念ながらCD化はされていません。
 Wikipedia によるとこのドラマは Harriet Tubman [1820or1821-1913] という実在の人物を題材にした物語だそうです。奴隷として生まれ奴隷として育った彼女は、幼い頃から様々な主人たちに殴られ鞭打たれ、ある時鈍器で頭を打たれた後遺症で頭痛、痙攣、幻覚などに一生苦しめられることになります。1849年に雇い主の家から脱走した彼女は、その後 Underground Railroad と呼ばれる脱走奴隷を手助けする地下ネットワークの組織化に尽力するようになり、数多くのアフリカ人たちを解放することに生涯を捧げます。彼女の働きはめざましく、後に、ヘブライ人をエジプトから脱出させた預言者モーゼに喩えられるほど有名になったようです。
 私はもともと駅伝やマラソン等の実況中継番組は見ないのですが、ここ数年友人の影響で箱根駅伝だけは見ていました。4,5年前に初めてこのエンディングテーマを聞いた時には選手たちの真摯な努力によく合う曲調と歌声に感動を覚えたものです。
 できればこのテーマ曲を復活してもらえないかと常日頃思っています。


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