Stay : Zedd & Alessia Cara

2017年09月18日




Waiting for the time to pass you by *1
待っている。何事も起きずに時があなたを通り過ぎるのを
Hope the winds of change will change your mind
願っている。風があなたの考えを変えてくれることを
I could give a thousand reasons why *2
何故かって? 理由ならいくらでも挙げられる
And I know you, and you've got to *3
私はあなたという人をよく知っている。そして、あなたには…

Make it on your own,
一人でやらなくちゃならない事がある
but we don't have to grow up
でも、私たち、そんなに "大人" にならなくてもいいでしょ
We can stay forever young
ずっと幼いままでいたっていいのよ
Living on my sofa, drinking rum and cola
一日じゅうこのソファにいて、ラム&コーラを飲むの
Underneath the rising sun
お日様が昇ってもね
I could give a thousand reasons why
何故かって? 理由ならいくらでも挙げられる
But you're going, and you know that *4
でもあなたは行こうとしている。私の気持ちを知りながら…

All you have to do is stay a minute
ただ、あと一分だけここにいてほしい
Just take your time *5
もっとゆっくりしていって
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて
All you have to do is wait a second
ただ、あと一秒だけ待ってほしい
Your hands on mine *6
あなたの手と私の手を重ねて。あなたの時と私の時を合わせて
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて

All you have to do is... uh
あなたには、ただ…
All you have to do is stay
ただ、もう少しここにいてほしい

Won't admit what I already know
分かっているのに認めたくない
I've never been the best at letting go *7
これまで何かを手放す時に上手くできたことがない
I don't wanna spend the night alone
一人で夜を過ごしたくない
Guess I need you, and I need to *8
私にはあなたが必要。そして、私自身は…

Make it on my own, but I don't wanna grow up
一人でやることが必要。でも、"大人" になんてなりたくない
We can stay forever young
私たち、ずっと幼いままだっていいでしょ
Living on my sofa, drinking rum and cola
一日じゅうこのソファにいて、ラム&コーラを飲むの
Underneath the rising sun
お日様が昇ってもね
I could give a million reasons why
何故かって? 理由ならいくらでも挙げられる
But you're going, and you know that *9
でもあなたは行こうとしている。私の気持ちを知りながら…

All you have to do is stay a minute
ただ、あと一分だけここにいてほしい
Just take your time
もっとゆっくりしていって
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて
All you have to do is wait a second
ただ、あと一秒だけ待ってほしい
Your hands on mine
あなたの手と私の手を重ねて。あなたの時と私の時を合わせて
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて

All you have to do is... uh
あなたは、ただ…
All you have to do is stay
ただ、ここにいるだけでいい

All you have to do is stay
ただ、ここにいるだけでいい
So stay, yeah
だから、ここにいて


All you have to do is stay a minute
ただ、あと一分だけここにいてほしい
Just take your time
もっとゆっくりしていって
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて
All you have to do is wait a second
ただ、あと一秒だけ待ってほしい
Your hands on mine
あなたの手と私の手を重ねて。あなたの時と私の時を合わせて
The clock is ticking, so stay
時計がチクタク鳴っている。だから、ここにいて
All you have to do is stay
ただ、ここにいるだけでいい
Stay
ここにいて


備考
  1. pass A by : Aを無視する、見逃す、見て見ぬふりをする。Aに影響を与えない
    ※ここは「時があなたを見過ごす→時が来てもあなたは行動を起こさない」という意味だろう。
  2. give a reason : 理由を教える
  3. ※この末尾は "you've got to make it …" と次行とつながっているように見える。
  4. ※この末尾も *3 と同様に "you know that all you have to …" とつながっているのではないだろうか。
  5. take one's time : ゆっくりやる、マイペースでやる、ぐずぐずする
  6. ※ "hand" には「時計の針」という意味もあるので、ここは「互いの手を重ねる」と「互いの時計を合わせる」の両義を掛けているのかもしれない。
  7. let go : 解放する、手放す、解雇する、捨てる・諦める・忘れ去る
    ※ "letting go" は第一には「恋人との別れ」を指すのだろうが、"I've been" という過去の経験においては「人との別れ」も含めて様々なものに対して自分の執着を断ち切るのが苦手だったと言っているのではないだろうか。
  8. ※ *3,*4 と同じ。
  9. ※ *3,*4 と同じ。


 アレシア・カーラは1996年生まれのカナダのシンガーソングライター、ゼッドは1989年ロシア生まれ、ドイツ育ちのDJ、音楽プロデューサーです。この歌は2017年2月にシングル曲としてデジタル配信版で発売されています。
 関係が破綻して別れるという失恋の歌ではなさそうです。何らかの事情があって恒久的にか一時的にか別れなければならなくなった彼への思いが歌われているのでしょう。その事情が "大人" になることと関係しているようですが、詳細は謎です。


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  ☆ 1-800-273-8255 : Logic feat. Alessia Cara & Khalid

A Certain Romance : Arctic Monkeys

2017年02月15日




Well oh they might wear classic Reeboks or knackered Converse *1
あいつらが古臭いリーボックやくたびれたコンバースをはいていようと
Or tracky bottoms tucked in socks *2
ダサいジャージを靴下にたくし込んでいようと
But all of that's what the point is not
そんなことは問題じゃない

The points that's there ain't no romance around there
問題なのは、あそこにはロマンが無いってこと、
And there's the truth that they can't see
そして、あいつらに理解できない真実があるってことなんだ
They'd probably like to throw a punch at me
(こう言うと)あいつらに殴られるかもしれないが
And if you could only see them, then you would agree
実際にあいつらを見れば分かると思うよ
Agree that there ain't no romance around there
あそこにはロマンが無いってことがね

You know, oh it's a funny thing you know
おかしいだろ
We'll tell 'em if you like *3
その気があれば、あいつらに言ってみればいい
We'll tell 'em all tonight
今夜にでも
They'll never listen
でも、あいつらは耳を貸さないだろう
Because their minds are made up *4
なぜって、あいつらの品性は出来上がってるからな
And course it's all okay to carry on that way *5
もちろん我が道を行き続けてもらっても構わないんだが

And over there there's broken bones *6
あそこは壊れてしまってるんだ
There's only music, so that there's new ring tones *7
(あそこでは)音楽は新しい着メロのためにあるだけなんだ
And it don't take no Sherlock Holmes to see it's a little different around here
シャーロック・ホームズじゃなくても、こことは違うんだということはすぐに分かる

Don't get me wrong though, there's boys in bands *8
誤解の無いよう言うが、バンドをやってる奴だっているさ
And kids who like to scrap with pool cues in their hands *9
それに、ビリヤードのキューを振り回してけんかするガキだってね
And just cause he's had a couple o' cans *10
二缶飲んだからというだけで
He thinks it's alright to act like a dickhead *11
バカなことをやらかしてもいいと思ってるんだ

Don't you know, oh it's a funny thing you know
おかしなことだと思うだろ
We'll tell 'em if you like
そうしたいなら、あいつらに言ってやればいい
We'll tell 'em all tonight
今夜にでも
They'll never listen
あいつらは聞こうとしないだろうがね
Because their minds are made up
あいつらの知性は完成されてるから
And course it's all okay to carry on that way
まあ、ずっとこのままでもいいんだけど

But I said no!
だが、俺は嫌だ
Oh no!
嫌なんだ
Well you won't get me to go! *12
俺を行かせたくないんだな
Not anywhere, not anywhere.
どこにも
No, I won't go!
俺だって行きたくない
Oh no, no!
嫌なんだ

Well over there there's friends of mine
あそこにいるのは、俺の友達なんだ
What can I say, I've known 'em for a long long time
俺に何が言える。俺はあいつらをずっと昔から知ってるんだ
And they might overstep the line *13
あいつらは一線を越えてしまうかもしれない
But you just cannot get angry in the same way
でも、お前は(俺と)同じようには怒れないはずさ
No not in the same way
同じようには
So not in the same way
そう、同じようには
Oh no, oh no no
だめだ


備考
  1. knacker : 屠殺する、解体する、殺す、ばらす、疲れ切らせる
  2. tracky : trashy(くず、がらくた、くだらない、役立たず)で tacky(やぼな、品のない、みすぼらしい)。 または、tracksuit(運動着)っぽい、という意味もある。
  3. 'em = them
  4. mind : 知的な心、精神、知性、理性
  5. course = of course : もちろん、当然、なるほど、たしかに
  6. have a broken bone : 骨折している
  7. so that : 目的(~するため)、結果(そのため、それで) 等を表す。「音楽はある目的のためだけに存在する。それは、着メロとして存在するためである」という意味だろうか。
  8. get ~ wrong : ~を誤解する、間違える
  9. scrap with : けんかする、つかみ合う、殴り合う、言い争う
    ※辞書によると「けんかする」の scrap は自動詞で、scrap with [人] で「人とけんかする」とあるので、ここの訳は間違っているかもしれない。
  10. o' = of
  11. dickhead : ばか
  12. get ~ to … : ~に…させる
  13. overstep : 行き過ぎる、踏み越える、~の度を越す
    ※「一線を越える」は、犯罪を犯すという意味ではないだろうか。


 2006年発売のデビューアルバム Whatever People Say I Am, That's What I'm Not より。
 「あいつら」は「俺」の古くからの友達、「お前」は新しい友達あるいは彼女でしょうか。(ただ "you" は一般論として「誰でも」という感じかもしれません)。そして there は「あいつら」のいる所、here は今の「俺」がいる所であるというように、成長の過程でなぜか道が分かれてしまった悲しみが表されているように思えました。
 songmeanings.net という歌詞解釈を投稿し合うサイトがあります。そこでは「あいつら」を chav と解釈する人たち、また、「あそこ」をアメリカ文化またはそれにかぶれた連中のいる所と解釈する人たちが複数いました。chav が分からなかったので調べたところ、イギリスである種の特徴を持つ十代の少年少女を指す言葉らしいです。労働者階級の白人家庭に育ち、公営団地に住み、学歴が低く無職。ジャージにスニーカーで、キャップ、金の装身具、ヒップホップを好み、路上やファーストフード店、ショッピングセンターにたむろして、飲酒して騒ぐ…というような説明が各所にありました。日本風に言えば「ヤンキー」でしょうか。この解釈は当たっているのかもしれません。私はイギリスや彼らの出身地であるシェフィールドという都市についてほとんど知りませんし、彼らとは年齢もずいぶんと開いているので、この歌詞を感覚的に理解することはできません。
 しかし、この歌詞の主題は、chav やアメリカ文化についてではないであろうと思います。
 幼い頃には仲良く遊んでいた仲間達が、大きくなるに従い家庭環境その他諸々の事情によって物の考え方に隔たりが生じ離れ離れになっていくことの切なさを歌っているように思えます。
 また、「俺」が正しく「あいつら」が間違っていると書かれているものの、その根拠として romance という(私見では)陳腐な言葉を使っているあたりは、自分自身をも多少戯画化しているのではないかと思いました。ちなみに romance という英語の意味を私は実はよく知らないのですが、この歌詞では「ドキドキ、ワクワク、ハラハラさせるもの」というくらいの意味ではないかと思います。『少年ジャンプ』風に言えば「友情、努力、勝利」、あるいは「勇気、冒険」といったところでしょうか。子どもの頃俺たちはいつもロマンを追ってたじゃないか、今お前たちのやってることには心躍るものが何もないじゃないか、と歌っているようにも聞こえます。

※これは、2010年3月22日に掲載した記事の再掲です。歌詞中の "you" の意味についてコメントでご教示いただいていたのですが、コメントは再掲できません。コメントを下さった方々にはお詫び申し上げます。

Secret Door : Arctic Monkeys

2017年02月15日




Fools on parade cavort and carry on for waiting eyes *1
愚か者たちが勢揃いしてはしゃぎ騒ぐ。待ち望む多くのまなざしに応えるため
That you would rather be beside than in front of *2
向かい合う存在よりも、自らの傍らに立つ存在のほうが大事じゃないのか
But she's never been the kind to be hollowed by the stares *3
彼女は注視されることくらいでへこむようなことはなかったんだ

She swam out of tonight's phantasm *4
彼女はこの幻のような催しを気に入らなかった
Grabbed my hand and made it very clear
僕の手をつかむ、その感じで、それがはっきりと分かった
There's absolutely nothing for us here
ここには僕たちの求めるものは何一つとしてない
It's a magnolia celebration to be attempted on a Wednesday night *5
まるで水曜の夜に企画されたモクレン祭りみたいだ
It's better than to get a reputation as a miserable little tyke *6
せいぜい、惨めな田舎もののガキと噂をたてられるよりはましという程度だ
At least that's the conclusion she came to in this overture *7
ともかく、これが開始早々に彼女が出した結論だ

The secret door swings behind us
秘密の扉が僕たちの後ろで揺れている
She's saying nothing
彼女は何も言わない
She's just giggling along *8
ただくすくすと笑っている

Her arms were folded most indignant *9
彼女は腕を組み憤然としていたが
Not looking like she was soon to leave
すぐに去る素振りは見せていない
I had to squint in order to believe *10
僕は(去ろうとしない彼女の思いを)確認するために、ちらちらと横目で見なければならなかった
And then like a butler pushing on a bookshelf I'm unveiling the unexpected *11
すると、執事が書棚をパタンと閉じるように、意外なことが明らかになった
I, who was earlier reluctant, was suddenly embarrassed and corrected *12
嫌なのをしぶしぶここにいた僕だったが、突然、自分が誤っていたことが分かった
How could such a creature survive in such a habitat *13
こんな生き物がこんな生息地には生存しているんだ(と思えばいいんだ)

The secret door swings behind us
秘密の扉が僕たちの後ろで揺れている
She's saying nothing
彼女は何も言わない
She's just giggling along
ただくすくす笑っているだけ
And even if they were to find us
もし、彼らの目的が僕たち二人だとしても
I wouldn't notice, I'm completely occupied *14
僕は気にしない。そんなことに構っている暇はないんだ

At all the fools on parade *15
まったく、この列をなした愚か者たちときたら
Cavort and carry on for waiting eyes
はね回り、騒ぎまくる。待ち望む多くの眼があるからなのか
That you would rather be beside than in front of
僕たちの前にいるより、自分のパートナーの傍らにいるほうがよほどいいんじゃないかと思うけど
But she's never been the kind to be hollowed by the stares
でも、彼女は注目されることで落ち込むような人間じゃなかった
Fools on parade
列をなした愚か者たちが
Frolic and fuck about to make her gaze *16
浮かれた馬鹿騒ぎをして彼女の関心を引こうとしている
Turn to a scribble on a page by a picture *17
彼女が写真一枚でそんな駄文を見るとでも思ってるのか
That holds her options
それは彼女が決めることだ
But you're daft to think she'd care *18
ところが君たちは彼女が気にすると思っている。気が狂ってるのか

Fools on parade
勢ぞろいした馬鹿が
Conduct a sing-along *19
愚か者の歌を唱和している


備考
  1. on parade : 俳優等が総出で、オンパレードで
    cavort :(馬などが)はねる、はねまわる。遊び戯れる、はしゃぎまわる
    carry on : 騒々しくふるまう、さわぐ、ふざける
  2. would rather : むしろ~した方がよいと思う
  3. hollow : へこませる、えぐる、へこむ、くぼむ
    stare : じっと見ること、凝視
  4. in the swim : 時流に乗っている、時勢に明るい、実情に通じている、仲間・隣人等と折り合いがよい
    out of the swim は上の反対。
    phantasm : まぼろし、幻影、幻想、(死者・不在者の)幻像、幽霊
  5. magnolia : 木蓮。モクレン属の各種花木。米ミシシッピ州の州花。南部美人の象徴。
    attempt : 企てる、試みる(通例未遂の場合に用いる)
  6. reputation : 評判、世評、うわさ
    tyke : 雑種犬、野良犬、ちびっこ、ガキ、田舎者、無骨者
  7. conclusion : 終結、終局、結論
    overture : 交渉開始、提案、建議、動議、序章、序曲
  8. giggle : クスクスと笑う
  9. fold :(両手、両腕、両足などを)組む
    indignant : 憤慨した、怒った
  10. squint : 横目で見る、目を細くして見る、それとなく(間接的に)触れる
  11. butler : 執事、使用人頭
    unveil : ベール(おおい)をとる、秘密などを明かす、示す、正体をあらわす
    unexpected : 予期しない、意外な、突然の
  12. reluctant : したがらない、いやがる、気が進まない、不承不承、いやいやながら、しぶしぶ
    embarrass : まごつかせる、当惑させる、気恥ずかしい(照れくさい・ばつの悪い)思いをさせる
    correct : 誤りを正す、訂正する、たしなめる、矯正する
  13. habitat : 生物をとりまく環境、動植物の生息地
  14. occupy : 占領する、占拠する、占有する、(受身形で)~に専心する、~で忙しい、心を占める
  15. at all : <否定・疑問・条件(時に肯定)などの意味を強める> 少しも、全然、いったい、いやしくも、ともかく、とにかく
  16. frolic : ふざけ戯れること、大浮かれ、歓楽、浮かれ騒ぎの宴会
  17. turn to : ページを見る、調べる
    scribble : [動・名] ぞんざいに書く、走り書き、殴り書き、わけのわからないことを書く、らくがき
  18. daft : 馬鹿な、愚かな、むこうみずな、気違いじみた、気のふれた
  19. conduct : ふるまう、行なう、導く、案内する、指揮する
    sing-along :(観客などによる)唱和、合唱。歌・合唱の集い


 2009年のアルバム Humbug に収録。
 「僕」と「彼女」はどちらも有名人で、何かのイベントかパーティーに出席しているような感じがします。"fools" はパパラッチに代表されるメディアに属す人間たち、"waiting eyes" は彼らの売る情報を待っている一般の人たち、と解釈してみました。
 "secret door" はどこにいても衆目とカメラにさらされる立場から抜け出し、誰にも干渉されない場所へ行きたいという比喩なのかと思いました。

※これは、2010年2月28日に掲載した記事の再掲です。



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