Sweet Dreams (Are Made Of This) : Eurythmics

2017年09月29日




※ Sweet dreams are made of this *1
「いい夢とはこういうもの」と言われれば
Who am I to disagree? *2
私なんかが反論はできない
I travel the world and the seven seas
世界じゅうを旅し、七つの海を渡っても
Everybody's looking for something ※
どこでも皆、何かを探している

☆ Some of them want to use you
そして、その人たちの中には、誰かを利用したがる人がいる
Some of them want to get used by you
誰かに利用されたがる人がいる
Some of them want to abuse you
誰かの体を虐げたい人がいる
Some of them want to be abused ☆
自分の体を虐げられたい人がいる

※~※

★ Hold your head up, keep your head up, movin' on *3
顔を上げろ。頑張れ。そのまま進み続けろ
Hold your head up, movin' on, keep your head up, movin' on
顔を上げろ。進め。頑張れ。前へ進め
Hold your head up, movin' on, keep your head up, movin' on
Hold your head up, movin' on, keep your head up ★

☆~☆
★~★

[※~※]×4


備考
  1. Sweet dreams. : いい夢を。→おやすみ。
    A be made of B. : A は B から出来ている→ A の中身は B である
  2. Who am I to ~? : ~する私は何者?→私に~する資格はない、私が~するのはおこがましい、私が~するなんてあり得ない
    ※『ヤコブの手紙』4章12節「しかし、立法者であり審判者である方はただ一人であって、救うことも滅ぼすこともできるのである。しかるに、隣人を裁くあなたは、いったい何者であるか」の英語版の多くが "…, who are you to judge your neighbor?" となっており、これと同じ言い回しらしい。つまり、人を裁くのが唯一絶対神のみであるから、人を裁くという「お前」が存在するのは不合理である、存在し得ない「お前」は何者なのだ、という意味なのだろう。
  3. hold one's head up : 背筋を伸ばして顔を上げる、胸を張る、意気揚々とする、毅然とする
    Keep your head up. : 頑張れ。しっかりしろ。お前は強いのだから挫けるな


 1983年発売の同名のアルバムに収録。
 意味はよく分かりません。genius.com にアニー・レノックスの伝記にある彼女自身のこの歌に関する説明が投稿されていました。おそらくインタビュアーに語った言葉なのでしょう。
「"Sweet Dreams" は、恋愛や夢などにおける人々の motivations(動機付け・行動を起こさせる原動力・やる気の元) に関する個人的な見解なの。私はその motivations という言葉を dreams という言葉に置き換えた。私が言っているのは、これらは人間としてあるための motivations だということ。そして、私がいくら反対しようとしても、それを変える方法はないということなの。どこを見渡しても、この世のすべての人々は何らかの成就や満足感、充足感、達成感というものを探し求めている。だから、"利用したい人" や "利用されたい人" など極端なもの、あらゆる種類のものがあるということなのよ」
<https://genius.com/10082069 参照>

Burn : Ellie Goulding

2017年07月11日




We, we don't have to worry 'bout nothing
思い悩む事は何もない
'Cause we got the fire, and we're burning one hell of a something *1
私たちは "火" を手に入れた。それですごいものを燃やしているのだから
They, they gonna see us from outer space, outer space *2
それは宇宙からも見えるだろう
Light it up, like we're the stars of the human race, human race *3
さあ、火をつけて。まるで人類の "星" になったかのように

※ When the light started out they don't know what they heard *4
光が飛び立ったその時、聞こえたものが何なのか、みんな知らない
Strike the match, play it loud, giving love to the world
マッチを擦って。音高く演奏して。世界に愛を届けて
We'll be raising our hands, shining up to the sky
両手を高く上げて、この空に輝かせよう
'Cause we got the fire, fire, fire
だって、私たちには "火" があるのだから
Yeah we got the fire, fire, fire
And we gonna let it burn, burn, burn, burn
私たちは燃やし続けているのだから
We gonna let it burn, burn, burn, burn
Gonna let it burn, burn, burn, burn
We gonna let it burn, burn, burn, burn ※

We don't wanna leave, no
ここから去りたくない
We just wanna be right now, right now
今こそここにいたい
And what we see is everybody's on the floor
そして、ほら。みんながダンスフロアで
acting crazy, getting loco 'til the lights out *5
狂ったように、馬鹿騒ぎしてる。そのうちに、火が消えてしまう
Music's on, I'm waking up
音楽は鳴り続け、私は目覚めていく
we stop the vibe and we bump it up *6
私たちは感情を伝えるのを止め、自分の中で高めてそれをぶつける
And it's over now, we got the love
それももう終わり。今、私たちは "愛" を手に入れる
there's no sleeping now, no sleeping now, no sleeping
眠ることなく、ずっと…

※~※

When the light started out they don't know what they heard
光が飛び立ったその時、聞こえたものが何なのか、みんな知らない
Strike the match, play it loud, giving love to the world
マッチを擦って。音高く演奏して。世界に愛を届けて

We gonna let it burn burn burn burn (burn burn)
私たちは燃やし続けている
Burn burn burn burn (burn burn)

We can light it up, up, up
私たちは火をつける。明かりをともす
So they can't put it out, out, out *7
これは誰も消せない

※~※

When the light started out they don't know what they heard
光が飛び立ったその時、聞こえたものが何なのか、みんな知らない
Strike the match, play it loud, giving love to the world
マッチを擦って。音高く演奏して。世界に愛を届けて
We'll be raising our hands, shining up to the sky
両手を高く上げて、この空に輝かせよう
'Cause we got the fire, fire, fire
だって、私たちには "火" があるのだから
Yeah we got the fire, fire, fire

And we gonna let it burn
そして、この火を燃やし続ける


備考
  1. one hell of a ~ : ものすごい、非常に良い(悪い)、どえらい、桁外れの、びっくりするような
  2. outer space : 地球の大気圏外、惑星間空間、深宇宙(太陽系外など地球から遠く離れた宇宙空間)
  3. "the stars of the human race" は意味がよく分からない。1.人類の中の選ばれた星、2.人類自体が恒星のように輝く、の二つの意味がありそうだが、どちらにしても言葉が大げさで、その意図がつかめない。
  4. start out : ~へ向かって動き出す、~に着手する・取り掛かる、~から活動し始める、飛び出す、出発する、乗り出す、人生を始める、旅立つ
    ※この一文は意味が分からない。たとえば、地上の光を遠くから見る場合それが街の灯なのか火事なのか、あるいは戦争なのかコンサートなのか知ることができないと言っているのだろうか?
  5. act crazy : 馬鹿みたいに振舞う、馬鹿なことをする、愚かなまねをする
    loco : 気が狂った、逆上した。ロコ草を食べて馬・牛がかかる病気
  6. vibe = vibration : 振動、心の動揺。湧き上がる感情・気持ち。その場の雰囲気などから起きる感情、その場の雰囲気や特徴
    bump : ドン(ドシン)とぶつかる・衝突する。腰を突き出して踊る。押し上げる、増やす
    ※この二つの文も意味が分からない。"vibe" を「高める、上げる」のであれば気持ちや雰囲気を盛り上げるという意味で次の "bump up" とつながり、あまり深い意味無くコンサートやクラブでの気分の昂揚を示すのだろうが、それとは反対に思える "stop" という言葉を使う意図が分からない。
  7. put out : (明かり・火を)消す、外に出す、追い出す、生産する


 2013年のアルバム "Halcyon Days" 等に収録。エリー・ゴールディングは1986年、イングランド・ヘレフォード生まれのシンガーソングライターです。
 愛を燃やして世界を明るく照らし未来へ進もうという、希望にあふれる前向きな歌だと解釈するのが妥当なのでしょうか。踊るための音楽だとすればあまり深い意味は込められていないのかもしれませんが、何かこの歌詞には腑に落ちない所がいくつかあります。備考欄にも書いていますが、具体的には "burning one hell of a something 何かすごいもの, the stars of the human race 人類, they don't know what they heard 知らない, Strike the match マッチ, we stop the vibe 雰囲気・感情の表れ" などの言葉です。英語の読解が不確かで具体的な根拠もなく、間違っている可能性が高いですが、この歌詞には音楽や踊りの享楽や快感、未来への楽観などだけではない、もう少し抽象的な事柄が込められているように感じます。私たち人類が手に入れた "火" は必ずしも幸福をもたらすものとは限らず世界は争いや不和に満ちているが、私たちは皆で手を取り合ってその "火" に "愛" を込めて伝え続けなければならないと主張しているように思えるのです。

Serenade

2010年09月23日

Serenade : Emiliana Torrini





New world for me
私にとっての新しい世界が
Picturesque in its stance *1
絵のように美しく立ち現れる
Midnight calling
真夜中が呼んでいる
Moonlight shadows start to dance
月影が踊り始める

For the dark finds ways of being engraved in the light *2
闇は光に彫り刻まれた生き場所を見つけ
And the heart bears indentations of yesterdays hurting child *3
心は子どもの頃の傷を負い続けるけれども
And now we will run with smiles
もう私たちは微笑みながら走り出そう
Tomorrow will heal the night soul
明日という日が夜の魂を癒やすだろう
Morning comes
朝は必ず来るのだし
Midnight make fast with the sun *4
真夜中は太陽ときつく結ばれているのだから
I can hear my name, be reborn *5
私の名を呼ぶ声が聞こえる。甦りの声が
On the cloud within the sky beneath the dawn
夜明けの空の雲の上に

Oh I
だから私は
Serenade the dawn *6
夜に歌う
Serenade the dawn
暁の歌を


備考
  1. picturesque : 絵のような、美しい、画趣に富む、生き生きした、個性に富む
    stance : 足場、足の位置、心情的・思想的な姿勢・態度・立場、肉体的な姿勢・構え
  2. engrave : 彫刻を施す、彫り刻む、刻み込む
  3. bear : マーク・痕跡等を身につける・帯びる、関係・称号・意味等を持つ、心に持つ・抱く、支える、義務・責任を負う、耐える、我慢する
    yesterdays : 過去
    yesterday's : 昨日の
    indentation : ぎざぎざをつけること、ぎざぎざ、へこみ、くぼみ、圧痕、字下げ
  4. fast : 固着した、ぐらつかない、しっかりした、固く締まった(結び目など)、心の変わらぬ
  5. reborn : 生まれ変わった、再生した、生き返った
  6. serenade : [名] 夜、恋人の部屋の外で歌う(奏でる)こと、またその歌・曲
          [動] (人のために)セレナーデを歌う(奏でる)


 2005年のアルバム Fisherman's Woman より。
 詩的な歌詞で聞く人により解釈がわかれそうな気がしますが、ここでは、傷ついた心とその再生を願う歌だと解しました。そして、歌詞中に「私たち」とあること、serenade が「誰か人のために歌う」という意味を持つことなどから、傷ついた心は自分自身のことであると同時に歌いかける相手のことでもあると思います。「あらゆる傷ついた心のために私は歌う」と感じました。



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