The Truth Beneath The Rose

2015年02月03日

The Truth Beneath The Rose : Within Temptation




Give me strength to face the truth, the doubt within my soul
力を与えて。真実と向き合い、自分の魂の中の疑念と向き合う力を
No longer I can justify the bloodshed in his name *1
私はもう、神の名における流血と殺戮を正当化できない
Is it a sin to seek the truth, the truth beneath the rose? *2
罪なのだろうか。薔薇の下に隠された真実を捜し求めることは
Pray with me so I will find the gate to Heaven's door
私と共に祈って。そうすれば、私は天国への門を見つけられるだろう

I believed it would justify the means *3
私は信じていた。隠された真実が、この手段の正しさを証明するだろうと
It had a hold over me *4
私はそれに支配されていた

Blinded to see the cruelty of the beast
獣のような残酷さに目をつぶっていた
It is the darker side of me
それは私の中にある暗愚と邪悪のためだ
The veil of my dreams deceived all I have seen *5
夢という名の覆いが、全てのものに対し私の目を欺いていた
Forgive me for what I have been, forgive me my sins
許して下さい、過去の私を。許して下さい。私の罪を

Pray for me 'cause I have lost my faith in holy wars
私のために祈って。私は聖戦の大義を失ってしまったのだから
Is paradise denied to me 'cause I can't take no more?
楽園への扉は私には閉ざされているのだろうか。もう私は何も得られないのだろうか
Has darkness taken over me, consumed my mortal soul? *6
闇が私に成り代わってしまったのだろうか。不死の魂ですら滅ぼされたのだろうか
All my virtues sacrificed, can Heaven be so cruel? *7
私の美徳はすべて生贄として捧げられた。神はそれほどに残酷であり得るのか

I believed it would justify the means
私は信じていた。隠された真実が、この手段の正しさを証明するだろうと
It had a hold over me
私はそれに支配されていた

Blinded to see the cruelty of the beast
獣のような残酷さに目をつぶっていた
It is the darker side of me
それは私の中にある暗愚と邪悪のためだ
The veil of my dreams deceived all I have seen
夢という名の覆いが、全てのものに対し私の目を欺いていた
Forgive me for what I have been, forgive me my sins
許して下さい、過去の私を。許して下さい。私の罪を

I'm hoping, I'm praying
私は望んでいる。祈っている
I won't get lost between two worlds
私は、二つの世界の間で迷子になりたくはない
For all I have seen the truth lies in between *8
私が見てきたものにかかわらず、真実はその二つの間にある
Give me the strength to face the wrong that I have done
与えて下さい。自分がなした悪事と向き合う強さを
Now that I know the darkest side of me *9
今や私は自分の最も暗い部分を知っているのだから

How can blood be our salvation *10
血が私たちの救済であり得るはずがない
And justify the pain that we have caused throughout the times
この時代に私たちが惹き起こした苦痛を、血が正当化し得るはずがない
Will I learn what's truly sacred? *11
何が本当に神聖であるのかを私は学ぶだろうか?
Will I redeem my soul, will truth set me free? *12
私は自分の魂の過ちを償うだろうか? 真実は私に自由をもたらすだろうか?

Blinded to see the cruelty of the beast
獣のような残酷さに目をつぶっていた
It is the darker side of me
それは私の中にある暗愚と邪悪のためだ
The veil of my dreams deceived all I have seen
夢という名の覆いが、全てのものに対し私の目を欺いていた
Forgive me for what I have been, forgive me my sins
許して下さい、過去の私を。許して下さい。私の罪を


備考
  1. justify : 正しいとする、弁明する、疑いを晴らす、正当化する
    blooshed : 戦争・革命における流血・殺戮、負傷による出血
    ※ユダヤ・キリスト・イスラム教徒であれば、この his は唯一神を指すと受け取るのが普通だろうと思う。ただし、この歌詞全体を例えば恋愛などの隠喩だと受け取ればまた違ってくるのだろう。
  2. under the rose : 内緒で、密かに、秘密に
  3. ※この it が何を指すのか正確に分からなかったので、ここは意訳であり、間違っている可能性がある。
    means : 手段、方法、媒介、資力、財力、金、
  4. have a hold on : 人を支配する(人に影響する)力がある、弱点・急所を握っている、死命を制する
  5. veil : 女性の顔覆い、ベール、とばり。見せ掛け、仮面、かこつけ、口実
    under the veil of religion : 宗教の名に隠れて
    deceive : 欺く、だます、惑わす、希望を裏切る
  6. take over : 引き継ぐ、前のものに代わって優勢になる、連れて行く
    consume : 消費・消耗する、使い果たす、浪費する
    mortal : 死を免れない、死すべき、死の、致命的な。甚だしい、ひどい。生かしておけない、容赦できない。魂を滅ぼす、地獄行きの。死を賭した、必死の
    ※ soul は「永遠の生」を内包する概念なのでこれに mortal をつけるのは単純には言語矛盾だが、永遠の生を持つ魂ですら消滅させるほどの「darkness = 闇」という意味合いなのだろう。
  7. virtue : 美徳、善、徳、廉直、高潔、貞操、純潔、美点、長所
    sacrifice : 神に生贄として捧げる、犠牲にする、投げ打つ、捧げる
  8. for all : ~にもかかわらず、~を考慮してみると、~だけれども
  9. now that : 今や~だから、~からには、~した現在では、~する以上は、~した上では、~した今となっては
  10. How can ~ ? : どういうわけで、なぜ、どういうつもりで、どうして
  11. sacred : 宗教的な、神聖な、尊い、不可侵な
  12. redeem : 過失・欠点を償う・埋め合わせる、~を欠点から救う、名誉・権利等を回復・挽回する、身請けする、神が人を罪から救う


 2007年のアルバム "The Heart of Everything" より。

Sinéad

2012年11月17日

Sinéad : Within Temptation




I've gotta try it's not over yet *1
やらなくちゃ。まだ終わってない
No signals of life have you left
君の消息は知れない
My heart is bleeding just for you, bleeds for only you
僕の心はただ君のために血を流す。君だけのために
And it hurts to know the truth
そして真実を知れば傷つくだろう

Are you looking for savior, chasing a dream
君は救い人を探してるのか。夢を追ってるのか
Love turned to hate
愛は憎しみへと変わった
Now I'm crossing the border, sealing our fate
今僕は境界線を越えようとしてる。運命を封印しようとしてる
But I'm not afraid
だが恐くない

Oh Sinéad, for the first time, life is gonna turn around
ああシネイド。初めて人生が転回しようとしてる
I'm telling you, you will like it, I know
君に伝えよう。君は気に入るだろう。分かってる
Oh Sinéad, it's the first time, only you can set it free *2
ああ、シネイド。初めてなんだ。君だけがそれを解放できるんだ
Oh Sinéad, come break away with me
シネイド。おいで。一緒に突破しよう

This second chance I know won't last, but it's OK, got no regrets *3
二度目のチャンスはない。でも大丈夫。後悔はしない
And I, I feel the end near, I'm no fool, getting closer
感じるよ。終わりが近い。僕は馬鹿じゃない。もうすぐだ
But I'm doing what I should
だけど僕はやるべきことをやる

I've been drowning in sorrow, chasing tomorrow, running away
僕は悲しみに溺れた。明日を追った。逃げだした
Now you're crossing the borders, sealing tomorrow
今君は境界を越えようとしてる。明日を封印しようとしてる
But you're not afraid
でも君は恐れてない

Oh Sinéad, for the first time, life is gonna turn around
ああ、シネイド。初めて人生が回りだそうとしてる
I'm telling you, you will like it, I know
君に伝えよう。君はそれを気に入るだろう。分かってる
Oh Sinéad, it's the first time, only you can set it free
ああシネイド。初めてなんだ。君だけがそれを解放できる
Oh Sinéad, come break away with me
シネイド。おいで。一緒に突破しよう


備考
  1. have gotta = have got to = have to
  2. set it free : この it が何を指しているか分からない。
  3. last : 続く、なくならない、もつ、もちこたえる


 2011年のアルバム The Unforgiving より。このアルバムは同名のコミック制作と連動して作られたコンセプトアルバムのようです。そのため歌詞も漫画のストーリーに沿っているのでしょうが、ここではそれを全く無視して翻訳しているので文体や訳語等が本来の趣旨とずれているかもしれません。この歌はシネイドに歌いかけているので、歌い手は主人公の共闘者あるいは恋人といったところでしょうか。 
 歌詞からは二人が危険に向かって突き進んでいるような印象を受けましたが、聞いていると PV のシャロンの元気のよさに励まされるような気持ちになります。


The Cross

2012年05月03日

The Cross : Within Temptation




Nothing's ever changed, you still turn away *1
何も変わらなかった。あなたはまだ顔を背けている
You've washed your hands, you've made that all too clear *2
あなたは私を切り捨てた。それもはっきりと分かるように
You just keep on living this lie *3
あなたはただ偽りを生きているに過ぎない

You refuse to see, you're denying me
あなたは見ることを拒む。私を否定している
the cross I bear but you don't seem to care
私は十字架を担っているのに、あなたはそれを気に掛けないようだ
Even Judas knew he had lied *4
ユダでさえ自らの偽りを分かっていたというのに

I keep wondering why
私は惑い続ける
I'm still calling your name through my tears
なぜ私は今もなおあなたの名を呼ぶのだろう。涙に暮れながら

Why have you waited to embrace me, my dear?
なぜ待っているの。さあ私を抱きしめて、愛しい人よ
Cold is your silence, denying what is real *5
寒い。現実というものをを否定するあなたの沈黙のために
I'm still wondering why
私は今でも惑い続けている
I'm still calling your name, my dear
あなたの名を呼び続けている。愛しい人よ

I'm sorry if you can't stand the naked truth *6
残念なこと。あなたが紛れもない真実を受け止められないのなら
All you see is how you want it to be
あなたに見えるのは、自分がそうなって欲しいと思うことだけ
So you keep on living your life *7
あなたは自分だけの考えで生き続けている

Release me from this cross after all these years
この十字架から解放して。これだけの年月が経ったのだから
Oh, call my name and help me with this weight
ああ、私の名を呼んで。この重荷から救って
Even though it comes far too late
もうそれが遅すぎるのだとしても

I keep wondering why
私は惑い続けている
I'm still calling your name through my tears
今でも泣き濡れてあなたの名を呼んでいる

Why have you waited to embrace me, my dear?
何を待っているの。なぜ抱きしめてくれないの。愛しい人よ
Cold is your silence, denying what is real
寒いのはあなたの沈黙。現実を否定しようとする沈黙
I'm still wondering why I'm still calling your name
私は惑い続ける。なぜ私はいまだにあなたの名を呼んでいるのだろう
and I wonder, oh I wonder
私は惑う

In my heart I still hope you will open the door
心から願う。あなたが扉を開くことを
You can purify it all, answer my call *8
あなたはすべてを清浄にできるのよ。私の声に答えて

Why? Why?
どうして?

Why have you waited to embrace me, my dear?
何を待っているの。なぜ抱きしめてくれないの。愛しい人よ
Cold is your silence, denying what is real
寒いのはあなたの沈黙。現実を否定しようとする沈黙
I'm still wondering why I'm still calling your name
私は惑い続ける。なぜ私はいまだにあなたの名を呼んでいるのだろう
and I wonder, oh I wonder
私は惑う

In my heart I still hope you will open the door
心から願う。あなたが扉を開くことを
You can purify it all, answer my call
あなたはすべてを清浄にできるのよ。私の声に答えて


備考
  1. turn away : 目などをそらす、背ける、興味がなくなる、拒否する
  2. wash one's hands : 手を引く、関係を絶つ
    『マタイ伝』27章24節。「ピラトは…(中略)…群集の前で手を洗って言った。『この人の血について私には責任がない。お前たちが自分で始末をするがよい』」
    ※ローマ総督ピラトは、民衆を惑わしローマに反逆する罪人として囚われたイエスに罪を認められず、許そうとしたが、「断罪せよ」という群集の声に逆らえなかった。
  3. live : [他] ~な生活をする、生活の中に示す・実行する
    live a lie : 虚偽の生活をする
  4. 『マタイ伝』26章14・15節。「時に、十二弟子の一人イスカリオテのユダという者が、祭司長たちの所へ行って言った。『彼をあなたがたに引き渡せば、いくら下さいますか』すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った」
    27章3・4・5節。「ユダは…(中略)…後悔し、銀貨三十枚を祭司長、長老たちに返して、言った。『私は罪のない人の血を売るようなことをして、罪を犯しました』しかし彼らは言った。『それは、我々の知ったことか。自分で始末するがよい』そこで、彼は銀貨を聖所に投げ込んで出て行き、首を吊って死んだ」
  5. Your silence is cold. が倒置された形ではないかと思うが、確信は無い。
  6. stand : [他] 立たせる、立てる、固執する、踏みとどまる、立ち向かう、受ける、辛抱する、耐える
    the naked truth : ありのままの事実、赤裸々な事実、紛れもない真実
  7. live one's (own) life : 自分(だけ)の考えに従って生きる
  8. purify : 浄化する、純化する、罪(汚れ)を取り除く、清浄にする





 2007年のアルバム The Heart Of Everything より。
 自らの愛情に応えてくれない男への問いかけ、であろうと思います。自分をイエスに譬える不遜な態度やあきらめの悪さには驚きあきれる所もありますが、これほど人を好きになれるというのは貴重な価値のある心情だとも思います。
 この歌詞は譬えではなく、本当にイエスの心情を綴ったものとしても解釈できそうです。『マタイ伝』と『マルコ伝』では十字架に掛けられたイエスの最期の言葉は「我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか」とされています。弟子に裏切られ、神に裏切られたイエスの嘆きと諦めきれない希望が表されているとも読めるように思います。




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