OK : Robin Schulz feat. James Blunt

2017年09月10日




I really need you
本当に君が必要なんだ
I really need your love right now
君の愛が必要なんだ。今こそ
I'm fading fast
生きる力が失われていく
Not gonna last
もう長くはもたない
I'm really stupid
僕は愚かだ
I'm burning up, I'm going down
興奮したり、落ち込んだり
I win it back
取り戻す
Don't even ask *1
何がなんだかもう分からないよ

When I found myself in the middle, in the middle, in the middle *2
気がついたら、渦中にいたんだ。いつの間にかもう途中だったんだ
Could you love me more, just a little, just a little
もう少し僕を愛していられるかい? あとほんの少しだけ
Overcomplicate when it's simple, when it's simple, when it's simple
僕は単純なことを複雑にこじらせてしまう。単純なことなのに
Would you love me more, just a little *3
もう少し僕を愛してくれるかい? あとほんの少しだけ

So tell me now
だから、言ってくれよ
When every star falls from the sky *4
たとえ空の星が全部落ちて
And every last heart in the world breaks
世界中のすべての人の心が砕けたとしても
Oh hold me now
抱き止めてくれ
When every ship is going down
たとえどの船もすべて沈もうとしているとしても
I don't feel nothing when I hear you say
僕は全く動じないんだ。君の声が聞こえさえすれば
It's gonna be OK
「大丈夫よ」って
It's gonna be OK
「上手く行くよ」って

I'm really sorry
本当に後悔してる
Sorry I dragged you into this
すまない。こんな事に引きずり込んでしまって
I overthink, that's all it is *5
考え過ぎだったんだ。実は簡単な事だったんだ
The way you love me
これが君の愛し方なんだね
The way you love me 'til the end
これからもずっとそうなんだね
The way you love me
これが君の愛し方なんだ
Oh yeah, it makes me king again *6
ああ、これで僕はまた "王" になれるよ

When I found myself in the middle, in the middle, in the middle
気がついたら、渦中にいたんだ。いつの間にかもう途中だったんだ
Could you love me more, just a little, just a little
もう少し僕を愛していられるかい? あとほんの少しだけ
Overcomplicate when it's simple, when it's simple, when it's simple
僕は単純なことを複雑にこじらせてしまう。単純なことなのに
Would you love me more, just a little
もう少し僕を愛してくれるかい? あとほんの少しだけ

So tell me now
だから、言ってくれよ
When every star falls from the sky
たとえ空の星が全部落ちて
And every last heart in the world breaks
世界中のすべての人の心が砕けたとしても
Oh hold me now
抱き止めてくれ
When every ship is going down
たとえどの船もすべて沈もうとしているとしても
I don't feel nothing when I hear you say
僕は全く動じないんだ。君の声が聞こえさえすれば
It's gonna be OK
「大丈夫よ」って
It's gonna be OK
「上手く行くよ」って

When every star falls from the sky
たとえ空の星が全部落ちて
And every last heart in the world breaks
世界中のすべての人の心が砕けたとしても
It's gonna be OK
「大丈夫よ」
When every ship is going down
たとえどの船もすべて沈もうとしているとしても
I don't feel nothing when I hear you say
僕は全く動じないんだ。君の声が聞こえさえすれば

It's gonna be OK
「大丈夫よ」


備考
  1. Don't ask me. : 知らないね。分からないな。
  2. middle : 両端のある線上の真ん中。元々は「道」や「人生」など一次元の空間や時間の真ん中あるいは中間あたりを指すが、二次元・三次元空間の真ん中辺りとしても使われる。
  3. ※ "Would you ~?" と "Could you ~?" はどちらも「丁寧な依頼」だが、would は「相手にその意思があるかどうか」を問い、could は「能力・環境条件的に可能かどうか」を問うという違いがある。
  4. ※ "When ~ falls ~, ~ breaks" は動詞が現在形なので仮定法ではないが、文脈から「仮にどんな事が起きても=何が何でも」という意味合いで後の "I don't feel nothing" に係っているのだろうと思う。
  5. ※ここは "That's all it is the way you love me" の一文で、直訳すると「これが君の愛し方だというそれだけのことだった」という意味だろうと思う。若干想像して意訳してあるので、原文とはニュアンスが違うかもしれない。
  6. ※この "king 王" が具体的にどんな状態を指しているのかはよく分からない。


 ロビン・シュルツは1987年生まれのドイツのDJ・音楽プロデューサー、ジェイムズ・ブラントは1974年生まれの英イングランドの歌手です。この歌は今年9月29日に発売されるアルバム "Uncovered" に収録される予定です。
 歌詞の主人公が置かれている状況はよく分かりませんが、恋愛関係なのかそれ以外の外的な問題なのか、とにかく何らかの窮状に陥っているのでしょう。そういう苦境で彼女の「大丈夫よ。がんばって」という優しい声を求める心情は個人的によく理解できます。ただ、こういう人物を母性本能をくすぐる愛すべきキャラクターと受け入れるのか弱い男と蔑むのか、人によって感じ方は様々だろうと思います。

Round About The Mountain : Rhiannon Giddens

2017年08月31日




Round about the mountain, 'round about the mountain *1
あの山の辺りを
My Lord's a rulin' and she'll rise in His arms *2
主は治めている。彼女は主の腕の中で立ち直るだろう
Round about the mountain, 'round about the mountain
あの山の辺りを
My Lord's a rulin' and she'll rise in His arms
主は治めている。彼女は主の腕の中で立ち直るだろう

※ The Lord loves a sinner, the Lord loves a sinner, man *3
主は罪びとを愛して下さる
The Lord loves a sinner, and she'll rise in his arms ※
主は罪びとを愛して下さる。彼女は主の腕の中で立ち直るだろう

When I was a sinner, a seekin' just like you
罪びとだった頃、私も今のあなたのように捜し求めていた
I went down in the valley and I prayed 'til I come through *4
谷底を歩いた。それを切り抜けるまでずっと祈った
You hypocrite, you concubine, your place among the swine *5
あなたは偽善者だ。性の奴隷だ。あなたの居場所は豚の群れの中だ
You go to God with your lips and tongues, *6
あなたは口先と舌先とを持って主の下へ行くが
but you leave your heart behind
心を置いてきてしまっている

The Lord loves a sinner, the Lord loves a sinner, man
主は罪びとを愛して下さる
The Lord loves a sinner, and she'll rise in his arms
主は罪びとを愛して下さる。彼女は主の腕の中で立ち直るだろう

Goin' 'round the mountain, there I'll take my stand *7
あの山の辺り。私はそこに身を置く
I heard the voice of Jesus, thank God he's in this land
イエスの声が聞こえた。主よ感謝します。彼はこの土地におられる

The Lord loves a sinner, the Lord loves a sinner, man
主は罪びとを愛して下さる
The Lord loves a sinner, and she'll rise
主は罪びとを愛して下さる。だから、彼女は立ち直るだろう

and she'll rise
彼女は立ち直るだろう


備考
  1. 'round = around
    around : 取り囲むように、四方に、周辺に。あちこちに、次々に。回転して、ぐるぐると。近くで、その辺で、この辺りでは
    about : ~の近くに、~のあたりに、~辺に。~の周りに、周囲に、取り巻いて。
  2. My Lord's a rulin' = My Lord is a ruling = My Lord will rule
    ※黒人英語でのこの "a" は助詞として使われ「未来・意志」等を表す。
    rule : 支配する、統治する。指図する、導く、命令する、意のままにする
    rise : 上がる、昇る、増す。立ち上がる、起き上がる。感情が高まる、昂ぶる、元気が出る。蜂起する。死から蘇る、生き返る
  3. sin : 宗教・道徳上の罪、罪悪、罪業
    ※『ヨハネによる福音書』に次のような下りがある。(8章1-11節)
     イエスはオリブ山に行かれた。朝早くまた宮にはいられると、人々が皆みもとに集まってきたので、イエスはすわって彼らを教えておられた。すると、律法学者たちやパリサイ人たちが、姦淫をしている時につかまえられた女をひっぱってきて、中に立たせた上、イエスに言った、「先生、この女は姦淫の場でつかまえられました。モーセは律法の中で、こういう女をを石で打ち殺せと命じましたが、あなたはどう思いますか」。彼らがそう言ったのは、イエスをためして、訴える口実を得るためであった。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に何か書いておられた。彼らが問い続けるので、イエスは身を起して彼らに言われた、「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」。そしてまた身をかがめて、地面に物を書きつづけられた。これを聞くと、彼らは年寄から始めて、ひとりびとり出て行き、ついに、イエスだけになり、女は中にいたまま残された。そこでイエスは身を起して女に言われた、「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。女は言った、「主よ、だれもございません」。イエスは言われた、「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。
  4. come through : 間を通り抜ける、病気・苦境・困難等を切り抜ける
  5. hypocrite : 偽善者、猫かぶり、いいふりをする人
    concubine : 内縁の妻、妾、二号。結婚せずに同棲している女性。一夫多妻社会で正妻以外の妻
    swine : (集合的に)豚。下品な人、好色漢、いやな奴
    ※聖書では豚は「汚れた動物、高貴な価値を理解できないもの」として描かれている。
  6. ※『詩篇』12:2-3「人は皆隣人に偽りを語り、へつらいの唇と二心をもって語る。どうか、主がへつらいの唇と大きな事を語る舌とをことごとく断たれますように」
  7. stand : 台、~立て、~置き。屋台、売店。態度、立場、見解。
    take one's stand on ~ : 議論などで~に立脚する。位置に着く。身を置く。陣取る。立場を取る。



Round About The Mountain : The Kingston Trio




☆ 'Round about the mountain, 'round about the mountain.
その山の辺りで。その山の辺りで
My God is waitin', you can rise in His arms. ☆
主は待っている。そこで、主の腕の中、立ち直ることができる
☆~☆

You can rise in His arms.
主に抱かれて立ち直れる

※ The Lord loves a sinner, the Lord loves a sinner, man.
主は罪びとを愛して下さる。主は罪びとを愛して下さる
The Lord loves a sinner who will rise in His arms. ※
主は罪びとを愛して下さる。人は主の腕の中で立ち直れる

I would not be a sinner.
罪びとにはなりたくない
I'll tell you the reason why.
なぜかといえば
If the Lord should want me, I would not be ready to die!
主がわたしごときでも求めて下さるとしたら、まだ死ぬわけにはいかない
I tell you fellow members, things happen mighty strange.
仲間たちよ。どんなおかしな事が起ころうとも
The Lord was good to Israel and His ways don't ever change.
主はイスラエルの民に良くして下さった。それはこれからも変わらない

※~※

Sometimes I feel discouraged and think my works in vain,
時には落ち込んだり、自分の仕事が虚しく思えるが
but then the Holy Spirit revives my soul again.
そんな時も聖霊が私の魂を甦らせて下さる
If you can't pray like Peter, if you can't preach like Paul,
ペテロのような祈りができなくても、パウロのような演説ができなくても
go home and tell your neighbor that He died to save us all.
家に帰り、隣人に説けばいい。イエスは私たちを救うために死んだのだと

※~※

☆~☆
※~※


 この歌は黒人霊歌なので確定した歌詞がありません。またあまり有名な歌ではないのか検索してもその由来や歌詞の変遷等の情報を見つけることができませんでした。リアノン・ギデンズの歌は彼女のソロとしての初のアルバム "Tomorrow Is My Turn"(2015年)に収録されています。白人フォークバンド、キングストントリオの歌は1959年のアルバム "Here We Go Again!" に収録されています。
 黒人霊歌の歌詞は白人の目を欺くために意味が二重に込められていることが多いそうです。純粋な信仰心を歌う背後に奴隷としての境遇を嘆く思いが込められていると言われます。リアノン・ギデンズの歌はとくに女性としての苦難を強調したものになっているようです。

At The Purchaser's Option

2017年01月24日

At The Purchaser's Option : Rhiannon Giddens



      販売中
   並はずれて賢く、健康な
     黒人女中
約22歳。これまで家事と畑仕事に使用。
売りに出されたのは、過失のためではなく、
新たな雇用先が必要となったため。
9ヶ月の子供があり、希望があれば、
購入者のオプションとして付ける事も可。


I have a babe but shall I keep him
私には赤ちゃんがいる。でも、私はこの子を守れるだろうか?
'Twill come the day when I'll be weepin' *1
いつか泣く日が来るのだろう
But how can I love him any less *2
でも、私は愛さないではいられない
This little babe upon my breast
この胸の可愛い私の赤ちゃんを

You can take my body
私の体は奪えるでしょう
You can take my bones
私の骨は奪えるでしょう
You can take my blood
私の血は奪えるでしょう
But not my soul
でも、私の魂は奪えはしない

I've got a body dark and strong *3
私のこの体は、浅黒く、強い
I was young but not for long
あの頃は幼かった。でも、いつまでもそうじゃない
You took me to bed a little girl *4
あなたはほんの子供だった私をベッドに連れて行った
Left me in a woman's world *5
私を女の世界に閉じ込めた

You can take my body
私の体は奪えるでしょう
You can take my bones
私の骨は奪えるでしょう
You can take my blood
私の血は奪えるでしょう
But not my soul
でも、私の魂は奪えはしない

Day by day I work the line *6
来る日も来る日もラインで働く
Every minute overtime *7
超過勤務の間、ずっと
Fingers nimble, fingers quick *8
せわしなく、鋭く動き続ける
My fingers bleed to make you rich
この指が、血を流す。あなたを富ませるために

You can take my body
私の体は奪えるでしょう
You can take my bones
私の骨は奪えるでしょう
You can take my blood
私の血は奪えるでしょう
But not my soul
でも、私の魂は奪えはしない

I have a babe but shall I keep him
私はこの子を守れるだろうか?


備考
  1. 'twill = it will
  2. less : いっそう少なく、もっと(さらに・より)下回って
  3. have got = have
    dark : 真っ暗な、闇の、暗い。(色が)黒ずんだ、深い、濃い。(皮膚・髪・眉等が)浅黒い、黒みがかった、黒い
  4. ※構文が分からず想像で訳しているため、間違っているかもしれない。
  5. ※ "leave" は "置き去りにする、置き忘れる、見捨てる" だが、この4行が強姦を示唆するものだと解釈したため、若干意訳している。
  6. day by day : (変化が)日一日と、日毎に、毎日少しずつ。日々、毎日 ※この歌詞では「日毎に変化している」という使い方ではなく「毎日毎日」という感じだろうと思うが、よくは分からない。
    ※ "work the line" が分からないため、ここも想像で訳している。
  7. overtime : 超過(規定外)時間、超過勤務時間。残業手当。延長戦。延長時間
  8. nimble : (手・足・指等の)動きの早い、素早い。飲み込みの早い、鋭敏な、機転のきく
    quick : 動きの速い、機敏な、即座の、迅速な。鋭い、敏感な。瞬時の、すぐ終わる。せっかちな、短気な。理解が早い、利口な


 リアノン・ギデンズは1977年米ノースカロライナ州生まれの音楽家です。音楽の名門大学オベリン音楽学校でオペラを学んだ彼女は、現在フォークバンド "Carolina Chocolate Drops" のメンバーとして、歌手、バイオリン・バンジョーの演奏を担っています。ちなみにオベリン大学は1833年の設立以来入学資格に性別・肌の色の制限を設けなかった大学として知られているそうです。この歌は、2017年2月発売予定のソロアルバム "Freedom Highway" に収録されます。
 リアノン・ギデンズがこの曲を作ることになったきっかけは、動画の冒頭に書かれているような1850年代の新聞広告を見たことだそうです。特に「オプションとして子供を付ける」という語句が衝撃的で、この経験から、それまで伝統的な歌を掘り起こし新たな価値をつけるような音楽活動をしていた彼女は、自分でも新しい歌を作ろうと思うようになったそうです。
<http://nodepression.com/live-review/building-better-world-one-song-time 参照>


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