Don't Look Back Into The Sun

2014年06月08日

Don't Look Back Into The Sun : The Libertines




Don't look back into the sun *1
太陽を覗き返すな
Now you know that the time is come
分かるだろ。(復活の)時が来たんだ
And they said it would never come for you
みんなは言ったけどな。お前には来ないって

Oh my friend you haven't changed
友よ。お前は変わらない
You're looking rough and living strange *2
見た目は荒み切って、滅茶苦茶な生き方をしてる
And I know you've got a taste for it too *3
まったくお前って奴は、芯からそんな生き方が好きなんだな

They'll never forgive you but they won't let you go, oh no *4
みんなお前を許さないだろうが、お前を放しはしない
She'll never forgive you but she won't let you go, oh no
彼女もお前を許さないだろうが、お前を放しはしない

Don't look back into the sun
太陽を覗き返すな
You've cast your pearls but you're on the run *5
お前が放ったのは真珠だったのに、お前は逃げ続けてる
And all the lies you said, who did you save?
お前がついたすべての嘘。お前は誰を救ったんだ?

But when they played that song at the Death Disco *6
でも、デスディスコで誰かがあの歌を演奏する時
It started fast but it ends so slow
始まりは速いのに、終わりはとても遅くなる
And all the time it just reminded me of you
そして、その度にお前のことを思い出す

They'll never forgive you but they wont let you go (LET ME GO!)
みんなお前を許さないだろうが、お前を放しはしない(放してくれよ)
She'll never forgive you but she wont let you go, oh no.
彼女もお前を許さないだろうが、お前を放しはしない


備考
  1. look back : 後ろを振り返る、回想(回顧)する、顧みる
    look into : のぞく、調査する、立ち寄る・のぞいてみる、ざっと目を通す
  2. rough : 荒い、ざらざらした、粗野な、乱暴な、下品な
  3. get a taste for : 味をしめる、味を覚える
  4. I'll let you go. : もう行っていいよ。解放してあげるよ。もう会社に来なくていいよ。…(電話で)会話を切り上げたい、首にしたい、縁を切りたい等の意思の婉曲表現
    I'll never let you go. : 君を放さない…上記の反対=強い執着を表す
  5. cast pearls before swine : 豚に真珠(「神聖なものを犬に与えてはいけない。また、真珠を豚になげてはならない。おそらく彼らはそれを足で踏みつけて、向き直ってあなたがたに噛みついてくるであろう。」…マタイ伝7-6より)
    ※ピート・ドハーティは薬物中毒やスーパーモデルとの交際など話題に事欠かず、その度タブロイド紙の紙面を賑わした。もし The Sun が大衆紙ザ・サンを示唆するものだとしたら、この一行は暗に低俗なマスコミを豚に譬えているのかもしれない。
  6. Death Disco : ロンドンの Notting Hill Arts Club で毎週水曜に開かれるクラブイベント。


 リバティンズは1997年から2004年まで活動したイギリスのバンドで、この歌は2003年のシングルヒット曲です。
 歌詞は友情を扱ったものだろうと推測はできますが、個人的な事情を知らないと理解できない部分もありそうです。ネット上で「これはピートのことを歌ったものだ」との記述をいくつか見ました。ピート・ドハーティはバンドの主要メンバーですが、薬物中毒から脱け出せず他のバンドメンバーとの関係が上手くいかなかったようです。友の才能を讃え、反社会性を憂い、ある種の更生を願うような歌詞が切ないメロディによく合っていると思います。有名なバンドらしいですが、恥ずかしながらつい一月前まで全く知りませんでした。
 歌詞でいちばん分からないのは look back into the sun という言い回しです。「過去に囚われるな」という感じだろうとは思うのですが、肝心の the sun が何を隠喩しているのかよく理解できません。songmeanings.com には、the sun をいかがわしい大衆紙サンとみなす解釈、創世記19章でロトの妻が滅びる背徳の町ソドムを振り返って塩の柱になってしまった故事から「悪徳への誘惑を断ち切れ」という解釈などが投稿されていましたが、いずれも少し深読みかなと思います。look back into the sun からもっと単純なイメージが湧くのではないかと思うのですが、私の英語力では無理なようです。個人的には「背後にある光=過去ではなく、前にある光=未来を見ろよ」という意味だろうかと思っています。



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