Your Bones

2017年01月14日

Your Bones : Of Monsters and Men




In the spring we made a boat out of feathers, out of bones. *1
春になると僕たちは舟を作った。鳥の羽根と動物の骨で
We set fire to our homes, walking barefoot in the snow.
家に火をつけて、雪の中を裸足で歩き出した
Distant rhythm of the drum as we drifted towards the storm.
遠くで鳴る太鼓の調子が聞こえた。彷徨いながら嵐へと向かっていた
Baby lion lost his teeth, now they're swimming in the sea. *2
若獅子が牙を失った。今、その牙は海を漂っている

Troubled spirits on my chest where they laid to rest. *3
悩み苦しむ魂たちは、僕のこの胸で永遠の眠りについている
The birds all left, my tall friend, as your body hit the sand.
鳥たちは皆去ってしまった、背の高い友よ。君が砂に倒れた時に
Million stars up in the sky formed a tiger's eye
空にある無数の星は、虎の目の形をして
That looked down on my face, out of time and out of place. *4
僕の顔を見下ろしていた。時を超えて、場所を超えて

So hold on.
だから、その手を離さないで
Hold on to what we are, hold on to your heart. *5
僕たちが僕たちであることを忘れないで。君の心を手放さないで

Awaken by the sound of a screaming owl. *6
夜、フクロウの鳴き声に目覚め
Chasing leaves in the wind, going where we've never been.
風に舞う落ち葉を追いかけ、僕たちがまだ行った事のない所へ行こうとした
Said goodbye to you, my friend, as the fire spread.
だが、さよならを言う時だ。友よ。火が広がっている
All that's left are your bones that will soon sink like stones. *7
もう残っているのは君の骨だけだ。それもすぐ石のように沈むだろう

So hold on.
でも、その手を離さないで
Hold on to what we are, hold on to your heart.
僕たちが僕たちであることを忘れないで。君の心を手放さないで

So hold on.
その手を離さないで
Hold on to your heart.
君の心を手放さないで


備考
  1. ※冒頭の2行は、極北の移住民族が冬篭りをした土地を離れ狩りや採集のために旅に出る様子を表しているように見える。
    ※ "feathers, bones" はいずれも「死」を象徴する言葉で、冒頭のこの一節から全体の雰囲気を醸し出している。
  2. ※この一行は、仲間の一人が旅の途中事故や病気で死んだことを示唆するように思える。
  3. lay ~ to rest : ~を休ませる、~を眠らせる。~を埋葬する。~を沈静化させる、収める。~の片を付ける
  4. out of time : (期限に間に合わず)時間がない、遅れて。間違った時に、悪いタイミングで、時機を失して、時候(季節)はずれで、時世(時代・時期)を間違って。リズムが狂って、拍子はずれで
    out of place : 正しい(いつもの)場所にない。その場にそぐわない(不適当な・ふさわしくない)。場違いな。置き違えて
  5. hold on to : ~をつかんで(握って)離さない。~を持ち続ける、保持する。~にしがみつく、すがりつく。~を手放さない
    Hold on to your hat. : 驚くなよ。びっくりするなよ。覚悟して聞けよ。(これから言う事を聞いたショックで帽子を落とさないようしっかりおさえておけ、という意味)
  6. owl : フクロウ。夜行性の猛禽類。
    night owl : 夜型の人。夜更かしする人。※対照的な言葉として "early bird 朝型の人、早起きな人" がある。
    fly with the owls : 夜遊びする
  7. ※北欧の古のバイキングには、遺体や副葬品、殉死者を舟に載せ火をつけて海に流すという葬儀の方法があったと伝えられている。ただし、通常の火葬や土葬も行なわれていた記録もあり、現実にはどの程度行なわれていたのかは不明。


 2011年のデビューアルバム "My Head Is an Animal" より。おそらく、死んだ友を葬送し、その魂の不滅を祈るような歌詞なのではないかと思います。なお、冒頭の動画は公式のものではないので歌詞とは直接的な関係はありません。"失った命の再生, 超自然的存在との取引" というありがちな主題ではありますが、とてもよくできたアニメーションだと思います。



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