気に入った洋楽の歌詞を和訳しています。

Angie : The Rolling Stones



Angie, Angie, when will those clouds all disappear? *1
アンジー。この雲は何時になったら消えるんだろう?
Angie, Angie, where will it lead us from here? *2
アンジー。この雲は僕らを何処へ導くんだろう?
With no loving in our souls and no money in our coats *3
僕らの魂には愛がなく、上着にはお金がない
You can't say we're satisfied *4
確かに、僕らは満ち足りていたとは言えないね
But Angie, Angie, you can't say we never tried
でも、アンジー。僕らが頑張らなかったとも言えないだろ

Angie, you're beautiful, but ain't it time we said good-bye? *5
アンジー、綺麗だよ。でも、もうさよならを言う時じゃないかな?
Angie, I still love you, remember all those nights we cried?
アンジー。今でも愛してるよ。二人で泣いた夜を覚えているかい?
All the dreams we held so close seemed to all go up in smoke *6
僕らがつましく抱いた夢は、煙のようにはかなく消えてしまったみたいだ
Let me whisper in your ear:
君の耳元に囁くよ
Angie, Angie, where will it lead us from here?
アンジー。僕らはこれからどうなるんだろう?

Oh, Angie, don't you weep, all your kisses still taste sweet
ああ、アンジー、泣くなよ。君のキスは今でも甘い
I hate that sadness in your eyes
いやなんだ。君の目に映るその悲しみが
But Angie, Angie, ain't it time we said good-bye?
でも、アンジー。僕ら、もうさよならを言う時なんだろうか?

With no loving in our souls and no money in our coats
魂には愛がなく、上着にはお金がない
You can't say we're satisfied
二人が満ち足りてたとは言えないさ
But Angie, I still love you, baby
でも、アンジー。僕はまだ君を愛してる
Ev'rywhere I look I see your eyes
どこを見渡しても、僕の目には君の目が映る
There ain't a woman that comes close to you *7
君のような女は他にはいない
Come on Baby, dry your eyes
おいで。さあ、涙をふいて
But Angie, Angie, ain't it good to be alive?
アンジー。生きてるって、いいことじゃないか?
Angie, Angie, they can't say we never tried
アンジー。僕らが頑張らなかったなんて誰にも言えないんだ


備考
  1. ※「雲」は二人の人生を曇らせる「良くない事物」の隠喩だろう。
  2. ※この "it" が何を指すのか分からない。訳文では一応前行の "those clouds" だとして訳してあるがそれならば複数形で they" となるべきだろうから間違っている可能性が高い。そもそも意味のない形式主語で「僕たちはいったいどこへ行くことになるんだろう?」と訳すのが正しいのかもしれない。
  3. soul : 魂。心・意識の深奥にある核あるいは本質。
  4. you can't say : 言う事はできない、言ってはいけない、言わないでくれ
  5. ※ said は仮定法であり「まだ現実になっていないこと→まだはっきりと言い出し切れないこと」を示唆する(のではないだろうか)。
  6. close : [副] 近くに、親密に、ぴったりと、密に、きっちりと、つましく
    go up in smoke : 完全に燃えてしまう、消失する。(計画・希望等が)はかなく消える
  7. ain't = is not, are not, am not 等
    come close to : 近づく、接近する。もう少しで~するところだ、危うく~しそうになる。~に近い、~とほとんど同じ、そっくりな、似ている。

 rolling stones goats head soup

 1973年のアルバム "Goats Head Soup" より。四十数年前の遙かな昔、まだ中学生だった頃に初めて耳にした歌ですが、今あらためて聴くと "貧しさ" のもたらす "悲しみ" が昔よりも切実に感じられ、とても感動します。

Comments 0

Leave a reply