気に入った洋楽の歌詞を和訳しています。

What About Us? : P!nk



We are searchlights, we can see in the dark
私たちはサーチライト。暗闇の中でもものが見える
We are rockets, pointed up at the stars
私たちはロケット。天の星に向けられている
We are billions of beautiful hearts
私たちは数十億の美しい心
And you sold us down the river too far *1
あなたはそんな私たちを、利にくらんで裏切り、見捨てた

※ What about us? *2
私たちのことはどうするの?
What about all the times you said you had the answers?
どうするの? 何度も言ったわよね。「答えは、ある」って
What about us?
私たちは一体どうなるの?
What about all the broken happy ever afters? *3
どうするの? 幸せなはずのおとぎ話の結末は壊れてしまったのよ
What about us?
私たちをどうするつもりなの?
What about all the plans that ended in disaster?
どうするの? 悲惨な失敗に終わった数々の計画を
What about love? What about trust?
"愛" はどうするの? "信頼" はどうするの?
What about us? ※
私たちのことはどうするの?

We are problems that want to be solved
私たちは "解決" すべき "問題" の群れ
We are children that need to be loved
私たちは "愛される" ことが必要な "子ども" の群れ
We were willing, we came when you called *4
私たちは快く受け入れた。あなたが呼べばすぐに行った
But many fooled us, enough is enough
でも、その度にだまされた。もう、うんざりよ

※~※

What about us?
私たちのことはどうするの?
What about all the plans that ended in disaster?
どうするの? 悲惨な失敗に終わった数々の計画を
What about love? What about trust?
"愛" はどうするの? "信頼" はどうするの?
What about us?
私たちのことはどうするの?

Sticks and stones they may break these bones *5
"棒きれや石ころ" が、私たちの骨を砕くかもしれない
But then I'll be ready, are you ready?
でも、私は覚悟ができているわ。あなたたちはどうなの?
It's the start of us, waking up, come on
これが私たちの "始まり" よ。目を覚まして。さあ、行こう
Are you ready? I'll be ready
用意はいい? 私はいつでもいいよ
I don't want control, I want to let go
私は統率や管理をしたいわけじゃない。ただ、解放したいの
Are you ready? I'll be ready
用意はいい? 私はいつでもいいよ
Cause now it's time to let them know
なぜなら、今こそ "彼ら" に分からせるべき時だから
We are ready
「私たちは用意ができている」って

What about...
What about us?
What about all the times you said you had the answers?
So what about us?
What about all the broken happy ever afters?
What about us?
What about all the plans that ended in disaster?
What about love? What about trust?
What about us?

What about us? What about us? What about us?

What about us? What about us? What about us?


備考
  1. sell down the river : 利にくらんで裏切る、見捨てる。
    ※上の慣用句の語源は、ミシシッピ川やオハイオ川上流域の農場主が不要な黒人奴隷を楽な仕事だからと騙して、より苛酷な労働を強いられる下流域の農場へ売り飛ばしたことに由来する。
  2. What about ~? : ~はどうするの? ~はどうなの?
  3. They lived happily ever after. : 「その後、二人はずっと幸せに暮らしましたとさ」という「おとぎ話」の結末の決まり文句。
  4. willing : ~をいとわない。進んでする(与える・受け入れる)
  5. Sticks and stones can break my bones, but words never hurt me. : [子どもの口喧嘩での決まり文句] 棒や石じゃないし、口で何言ったって平気だよ!→棒や石は骨を砕くだろうが、言葉では私は傷つかない→どんな批判の言葉にも私は怯まない
    ※ここでの「棒や石」は物理的暴力すなわち「軍や警察」等の支配力を指しているのだろう。

 pink what about us

 2017年10月のアルバム "Beautiful Trauma" の先行シングル曲として同年8月に発売。歌詞はおそらくトランプ政権に対する批判が主旨なのでしょうが、世界に数多く存在する政治家や経済的支配層、あるいは宗教的権威などさまざまな社会的指導層に対する批判も含意するような多少曖昧な内容になっています。
 また、人間を「神に愛されなければ生きられない無力な子ども」と規定するキリスト教思想に対する反感も込められているようにも思いました。人間を無知で無力とけなすあなた自身が何の救済もできない無力な存在ではないかと、神をなじっているように見えます。

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