気に入った洋楽の歌詞を和訳しています。

Havana : Camila Cabello (feat. Young Thug)





[Intro: Pharrell Williams]
Hey

[Chorus: Camila Cabello & Pharrell Williams]
Havana *1
ハバナ
Half of my heart is in Havana
思いは半ばハバナにある
He took me back to East Atlanta *2
彼は私を東アトランタに連れて来た
Oh, but my heart is in Havana
でも、私の心はハバナにある
There's somethin' 'bout his manners *3
彼の物腰やしぐさには何かしら惹かれるんだけど
Havana
ハバナ

[Verse 1: Camila Cabello & Pharrell Williams]
He didn't walk up with that "how you doin'?" *4
彼はありきたりなダサい台詞で声をかけたりしない
When he came in the room
部屋に来た時、彼はこんな風に言った
He said there's a lot of girls I can do with *5
「モノにしたくなる女はたくさんいるが
But I can't without you
モノにされてしまったのはお前だけだ」
I knew him forever in a minute
彼を知ってから、すべての瞬間が永遠となった
That summer night in June
あの夏。六月の夜
And papa says he got malo in him *6
パパは「あいつは駄目だ」と言ったけれど
He got me feelin' like...
彼には何かを感じるの

[Pre-Chorus: Camila Cabello & Pharrell Williams]
I knew it when I met him, I loved him when I left him
初めて会った時から分かってた。離れる時にはもう愛してるだろうと
Got me feelin' like
彼には何かを感じるだろうと
And then I had to tell him, I had to go
そして、そのうち別れを告げることになるだろうと

[Chorus: Camila Cabello & Pharrell Williams]
※ Havana
ハバナ
Half of my heart is in Havana
思いは半ばハバナにある
He took me back to East Atlanta
彼は私を東アトランタに連れて来た
Oh, but my heart is in Havana
でも、私の心はハバナにある
My heart is in Havana
心はハバナに…
Havana ※
ハバナに…

[Verse 2: Young Thug]
(Jeffery) *7
Just graduated, fresh on campus
高校を卒業したばかり。大学の一年生
Fresh out East Atlanta with no manners, damn (Fresh out East Atlanta)
東アトランタの出で、礼儀知らずの新入生
Bump on her bumper like a traffic jam *8
女の尻は車のバンパー。渋滞みたいに突きまくる
Hey, I was quick to pay that girl like Uncle Sam (Here you go, ayy) *9
女に使う金はけちらない。国にとられる税金と同じ(さあ、どうぞ)
Back it on me (Back it up)
見返りがあるからさ(さあ、戻せ)
Shawty cravin' on me, get to eatin' on me (On me) *10
女は俺を欲しがり、体じゅうを嘗め回すようになる
She waited on me (And what?) *11
女は俺に仕える(それで?)
Shawty cakin' on me, got the bacon on me (Wait up) *12
四六時中俺にまとわりつき、俺を食わせてくれる
This is history in the makin' on me (On me) *13
ところが、今は俺にとっちゃ歴史的瞬間だ
Point blank, close range, that B (Tah, tah) *14
狙いを定める。至近距離で。あの娘に
If it cost a million, that's me (That's me)
そのために百万ドルかかっても構わない。それが、俺だ
I was gettin' mula, pretty baby
それだけ俺は稼いで来たんだよ。お嬢さん

※~※

[Bridge: Starrah & Camila Cabello]
Take me back, back, back like...
帰して
Ooh na-na, oh, na-na-na
Take me back, back, back
帰して。帰して
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh-ooh-ooh-ooh
Take me back to my Havana...
帰してよ。私のハバナに…

※~※

[Outro: Starrah & Camila Cabello]
Oh, na-na-na (Oh, na, yeah)
Oh, na-na-na (No, no, no, take me back)
Havana, ooh na-na
ああ、ハバナ


備考
  1. Havana : カミラ・カベロはキューバの首都ハバナで生まれ、幼い頃は父親の故郷であるメキシコとキューバを行き来する暮らしをしていた。彼女が7歳の時に家族は米フロリダ州マイアミに移住し、カベロはアメリカで成長期を過ごす。
  2. Atlanta : 共演しているヤング・サグはアトランタ出身のラッパーで、喧嘩っ早いことで有名らしい。ちなみにアトランタは、トラップという新しい音楽ジャンル発祥の地で1990年代後半からヒップホップの新しい中心地となっている。同時にアトランタは犯罪発生率とくに殺人発生率の高い都市であり市場調査会社による「全米危険な都市」ランキングで90年代から2000年代前半まで常に上位にランキングされている。犯罪の多い原因は貧困の多さ、失業率の高さだと言われている。ヒップホップの成功者たちが金にこだわり贅沢な生活にこだわるのは、生まれ育った環境が貧困にあふれていることの反動なのだろうか。
    ※カミラ・カベロは「ハバナで出会って恋に落ちた男にアメリカに連れて来られた。そして、二人で頑張ってるんだけど、故郷を恋しく思ってるって感じ…」と語っている。
  3. something : 何か。いくらか。(面白い・興味をそそる)何か。重要な(大切な)物事。たいした(素敵な)物事。
    manner : やり方、方法。態度、物腰、しぐさ、立ち居振る舞い、気品。礼儀、礼節。慣習、風俗。様式、作風。
  4. how you doin'? = How are you? = Hello : 米TVドラマ Friends の登場人物 Joey がナンパする際の常套句で、一般にもジョークとして広まった言い回し。
  5. can do with : 欲しい、必要だ、役に立つ
    ※おそらくこの行と次の行の Jeffery の台詞は、can, with を使った気の利いた言葉遊びなのではないかと思うが、正否と詳細は不明。直訳だと「欲しい女(または遊べる女)は沢山いるが、お前がいないと俺は我慢できない」となるのだと思う。掲載した和訳は想像で多少意訳しているので誤っているかもしれない。
  6. have it in one (to be …) : ~の素質・能力・才能がある
    malo : スペイン語で「悪い」の意。
  7. ※ Young Thug の本名は Jeffery Lamar Williams である。
  8. bump on : ぶつかる、ぶつける、打ち当てる
    bumper : a booty, typically female (urbandictionary より)
    bumper-to-bumper : 交通渋滞、あるいは軽度な接触事故
  9. Uncle Sam : アメリカ政府あるいはアメリカ国歌を擬人化したキャラクター。
  10. shawty = shorty : 可愛い娘、俺の女、魅力的な女。ちび、背の低い者
    crave : 熱望・切望・渇望する、しきりに(無性に)欲しがる。懇願する、熱心に請う、必要とする
    get to [名詞] : ~を始める、~に取り掛かる、~に着手する
    eat : オーラルセックスをする、金を稼ぐ
  11. wait on : 仕える、奉仕する、給仕する
  12. cake : ケーキ。魅力的なお尻(を持つ女)
    cake on : ~にこびりつく、厚く塗る
    bacon : ベーコン。富、金、札束
    bring home the bacon : 生活費を稼ぐ、働いて金を持ち帰る、生計を支える
  13. in the making : 作られつつある、発達中の、製作中の、進行中の、成長中の、修業中の
    history in the making : 歴史的瞬間、歴史が塗り替えられる過程
  14. point-blank : 的に真っ直ぐに狙いを定めた、直射の、至近距離からの。単刀直入の、率直な、あからさまな、露骨な
    point-blank range : 直射可能な距離、至近距離。非常に近距離
    B : 仲間や友人、恋人などへの呼びかけの言葉。あるいは babe, baby の略。

 camila cabello havana

 カミラ・カベロはアメリカのシンガーソングライターです。Xファクターというオーディション番組から生まれたガールズグループ、フィフス・ハーモニーの一員として2013年にデビュー。2016年に脱退し、ソロ活動を始めました。この歌は2017年8月に発売され、2018年のデビューアルバム Camila に収録されています。
 ハバナで恋仲になった旅行者にアメリカに連れて来られたものの、男とアメリカという国にどこかしらなじめないものを感じ、故郷を懐かしむ心が描かれているのでしょう。
 プロデューサーの Frank Dukes はこの歌の制作に際して、アーティストとしてどのように自分を売り出したいかということをカミラ・カベロと沢山話し合ったと言っています。そして、彼女との初めての会見が奇しくもトランプ大統領の就任の日であったと言い、話し合いの中で、彼女が若い女性であること、キューバ系アメリカ人であることが話題に登り、彼女のそのような立場をそのまま表現し、正直な自分を出すことが重要だと話し合ったということです。(https://www.cbc.ca/radio/q/wednesday-july-24-2019-frank-dukes-nandita-das-and-more-1.5221677/canadian-super-producer-frank-dukes-on-working-with-50-cent-drake-and-camila-cabello-1.5221754)
 カミラ・カベロ自身は別の記事で、自分の生い立ち、とくに母親が家族のためにした苦労と懸命な努力を述べた後、次のように語っています。
「私はキューバとメキシコの合いの子であることに誇りを持っている。この国は移民に支えられて作られたのよ。移民とは、やり直す勇気を持つ人たち。私たちは全部を捨てる勇気を持っている。そこに、より良い希望があると分かっているから。私たちは、恐れを知らないわけじゃない。ただ、恐れよりも大きい夢を持っているだけ。私たちは跳ぶ。私たちは走る。私たちは泳ぐ。私たちは必要であれば何でもする。そして、今、私たちの国境に "壁" を作ろうと言い出している人たちがいる。でも、覚えておいて欲しい。その壁の向こうには、苦闘や決意や飢餓があることを。そして、その壁の向こうには、新しい癌の治療法、新しい科学者、新しい芸術家、新しいドラマー、新しい未来があるということを。壁の向こうの人たちが、一生懸命頑張って新しいものを作り出す人間になるかもしれないってことを」(https://www.popsugar.com/latina/Camila-Cabello-Her-Cuban-Background-42239921

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