Lovers in Japan / Reign of Love

2009年11月19日

Lovers in Japan / Reign of Love : Coldplay




Lovers, keep on the road you're on
恋人たちよ。自らの道を進め
Runners, until the race is run *1
走者たちよ。命尽きるまで走れ
Soldiers, you've got to soldier on *2
兵士たちよ。本分を尽くせ
Sometimes even right is wrong
時には正義が誤りであることもあるだろうが

They are turning my head out *3
奴らは俺の頭をひっくり返し
To see what I'm all about *4
俺が何者であるかを知ろうとする
Keeping my head down *5
俺の頭を抑圧し
To see what it feels like now
俺の思いを知ろうとする
But I have no doubt
だが、間違いなく
One day, we are gonna get out
いつか、俺たちは脱け出すことができる

Tonight maybe we're gonna run
今夜、走り出すことになるかもしれない
Dreaming of the Osaka sun
大阪の太陽を夢見ながら
Ohh ohh...
Dreaming of when the morning comes
朝が来るのを夢見ながら

They are turning my head out
奴らは俺の頭を引っかき回す
To see what I'm all about
俺が何者であるかを知るために
Keeping my head down
俺の頭を抑えつける
To see what it feels like now
俺が今感じているものを知るために
But I have no doubt
だが、俺は疑わない
One day the sun will come out
いつの日か、太陽が現れることを

   ......

Reign of love *6
愛の支配
I can't let go *7
俺は解き放つことができない
To the sea I offer this heavy load *8
この重荷を海に捨ててしまいたいのに

Locusts will lift me up *9
神の裁きが俺を捕らえるだろう
I'm just a prisoner in a reign of love
俺は、愛の王国の虜囚だ

Locusts will let us stop
神の裁きは、俺たちを動けなくするだろう
I wish I'd spoken to the reign of love *10
愛の力について語っておくべきだった

Reign of love
愛の支配
By the church we're waiting
教会の傍らで俺たちは待っている
Reign of love
愛の支配
My knees go praying
俺は跪き、祈り始める

How I wish I'd spoken up *11
はっきりと言っておくべきだった
Or we'd be carried on the reign of love *12
愛の王国に、行くべきだった


備考
  1. race : 競走、競争、時の経過、人生行路
    His race is nearly run. : 彼の寿命はほとんど尽きた
  2. soldier on : 兵隊として勤務を続ける。断固として働き続ける、頑張る
  3. turn a person's head : 成功等が人をうぬぼれさせる、人を混乱させる、美貌等が人を恋のとりこにする
    turn out : 消す、外に出す、空にする、追い出す、ひっくり返す
  4. What is it all about? : いったい何事だ?
  5. keep one's head : 冷静でいる、落ち着いている
    keep down : 鎮める、抑える、抑圧する
  6. reign : 御代、治世、統治、支配、力、王国
  7. let go : 解放する
  8. offer : 提供する、差し出す、捧げる
  9. locust : バッタ、イナゴ、むさぼり食う人、破壊的な人物
  10. speak to : ~に言及する
  11. speak up = speak out : 自由に遠慮なく言う、はっきりと言う、大声で言う
  12. carry : 運ぶ、行かせる、携える


 アルバム Viva La Vida or Death And All His Friends(2008年)所収。
 曲名が二重なのは、別々の歌だったものを1トラックとして録音したからだそうです。前後半二つの歌に共通するイメージは、私見では「虜囚」です。前半では抑圧された者の不断の希望、後半では愛に囚われた者のある種の後悔を表わしているように感じました。
 なお、後半に登場する locust(イナゴ)は、黙示録第9章に描かれるイナゴと関係あるような気がします。黙示録は神の裁きによる世界の終末と再生を啓示するものだそうです。第9章に出てくるイナゴは、地の淵から呼び起こされたサタンの使いであり、神の刻印を受けていない人間たちに苦痛を与える存在として描かれています。馬のような姿で、人間の顔、女の髪、獅子の歯、サソリの尻尾を持つとされています。
 もしそうだとすると歌詞中の「俺」は、神の刻印を受けていない罪深い人間であるという自覚を持っていることになります。



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