Bittersweet : Within Temptation

2010年02月15日

Bittersweet : Within Temptation *1




If I tell you
もし(今)私があなたに伝えるならば
Will you listen?
あなたは耳を傾けてくれる?
Will you stay?
留まってくれる?
Will you be here forever?
ずっとここにいてくれる?
Never go away?
決していなくならない?
Never thought things would change?
「物事は変化するものだ」なんて考えない?
Hold me tight
強く抱きしめて
Please don't say again that you have to go
お願い。二度と「行かなければ」などと言わないで

A bitter thought *2
苦い思い
I had it all *3
私はすべてを得ていた
But I just let it go
ただあなたを行かせてしまった
Hold this silence, It's so violent since you're gone *4
私が抱くこの静寂はまるで暴力のよう(に私を打ちのめす)。あなたがいなくなってからずっと

All my thoughts are with you forever
私の思いはすべて、永遠にあなたとともにある
Until the day we'll be back together
私たちが再び一緒になれる日まで
I will be waiting for you
私はあなたを待ち続ける


If I had told you
もし私があなたに伝えていたとしたら
You would have listened
あなたは耳を傾けてくれたでしょう
You had stayed
あなたは留まってくれたでしょう
You would be here forever
ずっとここにいようとしてくれたでしょう
Never went away
「どこにも行かない」と思ってくれたでしょう
It would never have been the same
今とは違う状況になったはず
All our time would have been in vain *5
(でも)私たちが分かち合った時間はむなしいものになったでしょう
Cause you had to go
なぜなら、あなたは行く運命にあったのだから

The sweetest thought *6
甘い思い
I had it all
私はすべてを得ていた
Cause I did let you go
あなたを行かせたために
All our moments keep me warm when you're gone
私たちが分かち合ったすべての瞬間が、あなたがいない時も私を暖めてくれる

All my thoughts are with you forever
どんな思いであれ、私の思いはすべてあなたとともにある
Until the day we'll be back together
私たちが再び一緒になれるその日まで
I will be waiting for you
私はあなたを待ち続ける


備考
  1. bittersweet : [形・名] 苦くて甘い、苦痛の伴う喜び、つらくかつ楽しい
  2. bitter : にがい、刺すような、苦しい、つらい
  3. have it all : ありとあらゆるものに恵まれている
  4. violent : 暴力的な、乱暴な、激情的な、興奮した、程度が強い、極度の、猛烈な
  5. in vain : いたずらに、むなしく、無駄に、無益に
  6. sweet : 甘い、さわやかな、気持ちのよい、心地よい、楽しい、やさしい


 アルバム Mother Earth (2003年ドイツ盤、イギリス盤) などに収録。
 前半の If I tell 以下8行は「現在」、後半の If I had told 以下8行は「過去(仮定法過去完了)」と時制を区別して書かれています。前半の「苦い思い」は「もし今があの時ならばあなたを行かせるようなことを言わないのに」という後悔を表し、後半の「甘い思い」は「いずれにせよあなたはいなくなる運命だったのだからこれでよかったのだ」と自分を慰めているような構成だと思います。そして、どのように自分に言い聞かせたところで「あなた」への思いは永遠に変わらないという趣旨の歌なのでしょう。
 「私」が「あなた」に伝えようとしたのは何なのか、「あなた」はなぜ「私」から去る運命にあったのかは明らかにされていません。聞く人の過去、現在の経験によって、想像できる別離のイメージは異なるでしょう。
 初めて Within Temptation を聞いたのは Mother Earth という歌でした。ボーカルのシャロン・デン・アデルの声の美しさに驚き、美貌に圧倒されました。歌詞も彼女が書いていると知った時にはその才能に嫉妬しました。もし神というものが存在するものならば、ずいぶん残酷な神なのだなと思います。シャロンに引かれる自分も充分罪深い人間だとも思いますが。



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